「年間１ミリシーベルトを越える場所に、人は住んではいけない」。ついつい忘れがちになってしまいますが、決して忘れてはいけないことだと思います。１mSvを超える場所への居住の禁止は、法律で決まっているんですよね。 以下、京都大学の小出裕章先生のラ…

【他社の粉ミルクも危険】危険なのは、明治乳業の粉ミルクだけではありません。 安全ではないと思うのは、次の３つの理由からです。・他社の製品も、製造過程は同じ ・検出限界が５〜１０ベクレル ・放射能検査の独自基準がない明治ステップへのセシウム混入…

読売新聞は、群馬大学の早川由紀夫教授が大学から訓告を受けたことについて、次のように報じました。同大によると、問題になったのは「セシウムまみれの水田で毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者と同じことをしてる」「福島の農家が私を殺そうとし…

明治乳業の粉ミルクにセシウムが混入した問題ですが、明治側は、「乾燥の際の熱風が原因」とコメントしています。粉ミルクは牛乳を成分とした粉乳(輸入)や食用油を加えたものを水で溶かして調合し、濃縮したものを熱風乾燥させて製造する。熱風を起こす際に…

【ＮＨＫ、検査結果が不正確だったことを認める】ネット上で「偏向報道」という声がめだったＮＨＫあさイチの「食卓丸ごと放射能調査」。 計測値はデタラメだったようです。10月17日放送の具体的な内容は次のとおり。 一般のご家庭の1週間分の食事にどれだけ…

【茅ヶ崎の３月の放射性ヨウ素、３４０ベクレルから９５００ベクレルに訂正】神奈川県茅ヶ崎市に３月２１日から２２日、降下した放射性ヨウ素濃度は、公表した「１平方メートル当たり３４０ベクレル」に対し、実際は９５００ベクレルだったことがわかりまし…

東日本女子駅伝が、チェルノブイリ級の放射能汚染地域である福島市で、本日開催されます。福島県福島市は、普通に空間線量が毎時１マイクロシーベルトある場所です。健康被害が予測される場所での駅伝開催、しかも中学２年生の女子を走らせるということは、…

「ようやく東京都が食品の放射能検査に本腰を入れてくれた」そう喜んだ人も少なくないと思います。でも、それってぬか喜びかもしれません。よくよく調べてみると、東京都の食品検査の検出限界が、実質５０ベクレルになってしまっていることがわかります。東…

【レビュー：食品の放射能対策の基本書】チェルノブイリ原発の事故後に出版された『食卓にあがった放射能』（七つ森書館）１４００円。 食品の放射能汚染対策のバイブルです。遅ればせながらざっと目を通しましたので、重要ポイントをメモに残しておきたいと…

東大アイソトープセンター長の児玉龍彦教授といえば、国会の参考人招致で熱弁をふるったことで有名ですね。内部被曝の専門家である児玉先生による著作が出版されました。【尿中６ベクレルのセシウムでも癌になる】サンデー毎日９月２５日号（p.118〜p.119）…

【東電社員家族は、福島県民を見殺しにした？】既出の情報ですが、重要な史料ですので、メモとして残しておきます。 youtubeに「東日本大震災 福島第一原発元モニターからの証言」という動画がアップされています。・youtube「東日本大震災 福島第一原発元モ…

【ベクミルの主力測定器ＬＢ２００の落とし穴】千葉県柏市にオープンした食品の放射能測定ができる場所「ベクミル」。とても意義あることであると思います。個人がどんどん食品を計測するようになれば、食品会社はおいそれと汚染食材が使えなくなるからです…

【文部省の汚染マップは、粉飾？】「文科省の放射能汚染マップより、実際の汚染はひどいのではないか。」 そんな声がネット上では目立ちます。根拠となっているのが、早川教授の汚染ルートマップなどの情報です。 まず、早川教授の汚染ルートマップは、次の…

【１年間の放射能汚染は２０ミリシーベルトやむなし？】文部科学省は小中学校の校庭等で年間２０ミリシーベルト（mSv）の被曝なら問題ないという路線です。これに対して疑問の声があがっています。 文科省が根拠にしているのはＩＣＲＰ（国際放射線防護委員…