【放射能】東京都の食品検査の検出限界、実質50ベクレル?

「ようやく東京都が食品の放射能検査に本腰を入れてくれた」

そう喜んだ人も少なくないと思います。でも、それってぬか喜びかもしれません。

よくよく調べてみると、東京都の食品検査の検出限界が、実質50ベクレルになってしまっていることがわかります。

東京都の食品検査の手順としては、まず、スクリーニング検査として、50ベクレルを超える食品をチェック。この段階では、NaI(ヨウ化ナトリウム)シンチレーションスペクトロメーターを使います。

ここでチェックされた食品を、ゲルマニウム半導体検出器で検査する、という流れなのです。

東京都公式HP(都内流通食品の放射性物質モニタリング検査を開始します)より。

これでは、実質検出限界が50ベクレルであるのと同じなのでは?50ベクレルを超えた食品のみ放射能検査をするように思えてしまいます。

スクリーニング検査を行うことはいいですが、同時並行で、抜き取り検査をバンバン行うべきですよね。

新潟県は、積極的に流通品の放射能汚染をチェックしています。東京都も新潟県の姿勢を見習ってほしいです><


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110825/p1:title=【放射能】「さんま は危険」2つの根拠(サンマの放射能汚染)]