【放射能】「明治ステップ以外の他社の粉ミルクも危険」3つの根拠

【他社の粉ミルクも危険】

危険なのは、明治乳業の粉ミルクだけではありません。
安全ではないと思うのは、次の3つの理由からです。

・他社の製品も、製造過程は同じ
・検出限界が5〜10ベクレル
放射能検査の独自基準がない

明治ステップへのセシウム混入ですが、実は、製造過程は他の粉ミルクも同じなのです。もしセシウム汚染の理由が「風」ならば、同じことが起こりえます。このことは、産経新聞が報道しています。

粉ミルクの基本的製造工程は、他のメーカーも同じ。メーカー関係者からは「製造時に大気中からセシウムが混入するとは、正直、考えていなかった」「想定外だった」などとの驚きの声が上がった。

産経ニュース(12月6日)より。

そして検出限界ですが、大手の牛乳会社は1キロあたり5〜10ベクレル。しかも抜き取り検査のようなのです。これでは汚染が防ぎ切れないのではないでしょうか。

最後に独自基準ですが、大手メーカーで独自基準を採用したところがあると聞いたことはありません。であれば、抜き取り検査をすり抜ければ、199ベクレルの粉ミルクが流通してしまいます。そして残念なことには、199ベクレルは合法なのです。


こうしてみてくると、放射能検査をきちんとしているネットスーパーなどで購入した方が、相対的には安全であるように思います。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110913/p1:title=【放射能】ハワイの牛乳からストロンチウムセシウム以外にも要注意)]