【放射能 粉ミルク】セシウム混入の原因は、本当に熱風なの?(明治乳業)

明治乳業の粉ミルクにセシウムが混入した問題ですが、明治側は、「乾燥の際の熱風が原因」とコメントしています。

粉ミルクは牛乳を成分とした粉乳(輸入)や食用油を加えたものを水で溶かして調合し、濃縮したものを熱風乾燥させて製造する。熱風を起こす際に外気を取り入れるが、これに放射性セシウムが含まれていたのではと見ている。

Jcastニュースより。

しかし、中部大学の武田邦彦教授や、放射能防御プロジェクトの木下黄太さんは、違う見方をしています。

武田教授は、自身のサイトで次のような見解を示しました。

「4月以来、牛肉が汚染されているのに、牛乳や粉ミルクが汚染されていないということはありません。今回も乾燥用空気が汚染されていたと発表されていますが、おそらくウソでしょう。」

武田教授のサイト(明治の粉ミルクから1キロあたりセシウムなど30−40ベクレル)より。

また、木下黄太さんは、北海道の放射能汚染について、次のように自身のブログで述べています。

釧路国道沿いで20Bq/kgの土壌汚染がある以上、十勝の牧草でそれ以上に汚染されている牧草があるほうが自然です。

木下黄太のブログより。

現段階では、どれが本当か、わかりません。
原因の徹底的な究明が望まれます。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110913/p1:title=【放射能】ハワイの牛乳からストロンチウムセシウム以外にも要注意)]