【粉飾?】文科省の放射能汚染地域マップ(セシウム汚染マップ)

【文部省の汚染マップは、粉飾?】

文科省放射能汚染マップより、実際の汚染はひどいのではないか。」
そんな声がネット上では目立ちます。

根拠となっているのが、早川教授の汚染ルートマップなどの情報です。
まず、早川教授の汚染ルートマップは、次の外部ブログのものがわかりやすいです。

(地図)
航空機モニタリング測定結果『東京都と神奈川の結果おかしくない!?』『ウソくせ〜』の声多数『本当はこうだろ!?』

福島原発からいつどの方向に放射能濃度の濃い風が吹いたのか。群馬大学の早川教授がそれを汚染ルートマップに落とし込んでいます。それが上記の地図です。おおむねそれ通りの汚染地図になっています。しかし、東京と神奈川については、疑問が残ります。このルートどおりに風が吹いたなら、東京都内のセシウム汚染はもっと濃度が高いはず。そんな声があがっているのです。


放射能防御プロジェクトの首都圏土壌汚染マップ】

有志団体・放射能防御プロジェクトが首都圏の土壌汚染マップを作成、公表しています。文部科学省の汚染マップと比較すると、防御プロジェクトの汚染マップの方が、汚染が深刻であるように感じます。

(地図)
関東土壌汚染調査結果マップ(放射能防御プロジェクト)


放射能防御プロジェクトの木下黄太さんは、ブログ上で全国の土壌調査結果を公表し続けています。

放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ

木下さんも、文部科学省の汚染マップは、実際の汚染を過小評価して作成されているのではないか、とブログ上でコメントしています。

木下黄太のブログ(国の航空モニタリング、土壌調査と傾向は同じだが、汚染を一段階か二段階、国は低く見積っている。)より。

もし文部科学省の汚染マップが、実際よりも汚染を低く見せているとしたら、問題です。本来それを見て外出時にマスクをしたり、除染したりすることができたのに、対策ができなくなる可能性があるからです。それによってたくさんの人が病気になり、死ぬことでしょう。

文科省の汚染地図はどの程度正確なのか。検証する作業が重要だと感じます。


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