【放射能】土壌汚染マップ(福島 宮城 栃木 茨城 千葉 群馬)

農水省の土壌汚染マップ】 *10月16日更新。

農水省が作成した土壌汚染マップは6つの県にわたるものです。福島、宮城、栃木、茨城、千葉、群馬の農地が調査されました。

(地図)
農林水産省の土壌汚染マップ

上記のリンク先の地図を見ると、福島県と栃木県の北部に高濃度の汚染地域が点在していることがわかります。


農水省の汚染マップの限界】

農水省の汚染地図の限界は、1キロ1000ベクレル以内の場所の汚染度合いがわからないことです。これを補うには、文部科学省が作成した土壌汚染マップをあわせて活用する必要があります。


文科省の土壌汚染マップ】

(地図)
セシウム汚染マップ(文部科学省。広域&新潟県)

セシウム134と137を合算したものを見ると、土壌汚染はかなり深刻であることがわかります。

本来は、茶色の部分に住み、また、農業を行うのがいいと考えられます。「にごった緑色」以上の場所は、おおよそチェルノブイリ事故の放射線管理区域に入りそうです。放射線管理区域とは、日本で言えば病院のCTスキャン室などに当たります。CTスキャン室のような場所に住んだり、そこで農産物を育てたりということは、本来は、あまりよろしくないような気がします。


文科省の土壌汚染マップの限界】

文科省の土壌汚染マップは参考になります。しかし、作成されている県が限られています。現時点では、福島県宮城県、栃木県、茨城県の4つの県のものしかありません。今後はペースをあげて作成してもらうことはできないのでしょうか。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20111006/p1:title=【放射能の対策】らでぃっしゅぼーや、ローソンとネットスーパー]