【地図】土壌汚染マップ(東京,神奈川,埼玉,栃木,群馬,福島)
【文部科学省の土壌汚染マップ、10の都県が公開】 *10月6日更新版。
文科省が航空機を使用して作成している土壌汚染マップですが、10の都県のものが作成、公開されています。いずれも外部サイトのものですが、ボクが探した中で、もっとも見やすいと思ったものを集めてみました。
(地図)
【「暗い緑色」以上の範囲が、チェルノブイリ級の放射能汚染地域】
上記のリンク先の土壌汚染地図ですが、放射性セシウムの濃度によって色分けがなされています。チェルノブイリ級の放射能汚染地域は、おおよそ「暗い緑色」以上の地域と考えられます。チェルノブイリの事故では、1平方メートル当たり37000ベクレル以上の場所が放射線管理区域に指定されました。また、同じく18万5千ベクレル以上の場所が、避難する権利が認められた地域。色分けはおおよそ青色です。強制移住は55万5千ベクレル。色分けはおおよそ水色以上です。
(参考)
・チェルノブイリでは強制移住: 院長の独り言
【福島市、郡山市では、たくさんの人が病気になり、たくさんの人が死ぬ】
福島原発事故の前にチェルノブイリ事故が起こっています。事故から25年が経過。放射能による健康被害の貴重な統計が残されています。それを見れば、たとえば、福島市、郡山市では、たくさんの人が病気になり、たくさんの人が死ぬことがわかります。
福島第1原発事故で放射能に汚染された福島県内の土壌は、1986年のチェルノブイリ原発事故で健康被害が続出したウクライナ・ルギヌイ地区に匹敵する汚染濃度であることが矢ヶ崎克馬琉球大名誉教授の分析で分かった。同地区は事故後5〜6年で甲状腺疾病と甲状腺腫が急増。9年後、子どもは10%の割合で甲状腺疾病が現れた。通常10万人中数人しか出ない子どもの甲状腺がんは千人中13人程度まで増えた。
・福島・郡山市土壌汚染濃度 チェルノブイリ被害地匹敵 めっちゃホリディより。
どれくらいの放射能汚染であれば、何人がどういう病気になり、何人が死ぬのか、専門家なら、かなり正確に予測できるはず。このような統計情報をできる限り多く集め、できる限りたくさんの人に伝える必要があるのではないでしょうか。
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110901/p1:title=【最新】放射能土壌汚染マップ(文科省、農水省)]