【ランニングが効果絶大?】 善玉コレステロールを増やすには

■ランニングが効果絶大?

善玉コレステロールHDLコレステロール)を増やすには、ランニングが効果てきめん。

NHKためしてガッテンのサイトによれば、ある大学の女子学生グループの場合、善玉コレステロールの数値は、ほとんどが90mg/dl以上。この年代の善玉コレステロール 平均値は、およそ65mg/dlであることからすると、スゴイことです。彼女達は陸上の長距離選手。毎日のように朝晩2回のランニングをしていたということです。

善玉を増やすには有酸素運動が効果的。ランニング以外では、歩いたり、水泳したりといった有酸素運動で、善玉コレステロールを増やすことができます。

(参考)
NHKためしてガッテン:本当に血管が若返る!コレステロール調節術


■なぜ有酸素運動がいいの?

有酸素運動は脂肪をエネルギー源とするため、体脂肪を燃やす働きがあります。1日30分程度の運動を毎日行うことが理想的ですが、難しければ、週3日以上でも効果は期待できます。

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリングなど、運動の強度はあまり高くなくても、ある程度の時間行うことができる運動です。運動中、筋肉を収縮させるためのエネルギー「アデノシン三燐酸(ATP)」を酸素を使って作り出すことから有酸素運動と呼ばれます。


■食品やサプリでもコレステロールが下げられる?

コレステロールを減らす食品としては、麦ごはん、納豆、オクラ、さつまいも、枝豆などがあります。野菜や果物に多く含まれている水溶性食物繊維や、青菜などに含まれているクロロフィル、そして、昆布に含まれているフコイダンなどにも、コレステロールを低下させる効果があります。

サンスターのHP「緑でサラナ」のページによれば、アブラナ科野菜(ブロッコリー・キャベツ)由来のSMCS(天然アミノ酸)も、コレステロールを下げてくれるのだとか。

コレステロール動脈硬化の原因となりますが、動脈硬化を予防するサプリメントとして、EPAが人気です。

ニッスイのHPによれば、EPAは「n-3系脂肪酸」のひとつで、青魚に多く含まれています。n-3系脂肪酸は、1960年代にデンマークのダイアベルグ博士らが行った、グリーンランドイヌイットの人々を対象に行った疫学調査がきっかけで脚光を浴びるようになったそうです。この調査では、n-3系脂肪酸の摂取量が多いイヌイットには、心疾患がほとんど認められませんでした。そのことから、EPAなどのn-3系脂肪酸動脈硬化を予防すると考えられているということです。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20130625/p2:title=【まとめ】LDL悪玉コレステロールを下げる食品・食事(キャベツ,納豆,etc)]