【肝臓機能改善の必殺技】 オルニチンってなに?
オルニチンは、肝臓で活躍しているアミノ酸で、肝臓の働きを保ち疲労回復をもたらすと考えられています。オルニチンは、毒性のあるアンモニアを解毒して、尿素にするシステムの構成要員。私たちの身体に有害なアンモニアを肝臓で取り込み、尿素に変えるはたらきをしています。
協和発酵バイオのHPによれば、オルニチンには、肝臓のはたらきを助けたり、血中のアルコール濃度の上昇を抑えるたりする効果があると言います。マウスにエタノールを摂取させたあと、オルニチン水溶液を与えたところ、血中のアルコール濃度の上昇を抑える効果が確認されたとされています。
自然食品「しじみ習慣」のHPにも、「お酒はタンパク質との組み合わせが良いとされ、なかでもオルニチン・アラニン・グルタミン・タウリンといったアミノ酸成分がいい」とあります。
(参考)
・協和発酵バイオ:アミノ酸の効果:肝機能改善
■シジミにはオルニチンが豊富
オルニチンを豊富に含む食品にはシジミなどがあります。
以下、食品別のオルニチン含有量(100g当たり)です。
・シジミ 10.7〜15.3mg
・ヒラメ 0.6〜4.2mg
・キハダマグロ 1.9〜7.2mg
・チーズ 0.8〜8.5mg
・エノキタケ 14.0mg
(参考)
・協和発酵バイオ:オルニチンが含まれる食品
ただし、肝疾患のある人については、「しじみ」は控えめにした方がいいようです。
ニッスイのHPによれば、慢性肝炎や肝硬変と診断された人の場合、肝臓にいいといわれていたしじみ、ほうれん草、レバーなどの食品はいずれもNGなのだとか。肝臓病では、シジミなどの食品に多く含まれる鉄分の摂取が問題なのだそうです。
(参考)
・ニッスイ:肝臓病の人に「肝臓にいい食べ物」は危険!
■疑問解消にはYahoo!知恵袋
オルニチンについてのちょっとした疑問を解消するには、Yahoo!知恵袋が役に立ちます。
検索結果を見てみますと、「オルニチンには具体的にどんな効果があるのですか?」といった相談が寄せられています。回答としては、「肝機能を高め、疲労回復・二日酔い予防に効果を示します。また、アンモニアを尿素に変えて排出する「デトックス効果」もあります」という趣旨のものが見受けられます。
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20131222/p1:title=【ゼロからわかる】 オルニチン (効果と副作用)]