【放射能】青森県の「りんご」の定量下限「45ベクレル」ってどうなの?(リンゴ)

【ボクがスーパーで青森県産のリンゴを買わないワケ】

これ、食材宅配大手の「大地を守る会」(大地宅配)の津軽りんご。
かつてないような「みずみずしい味」です。大地を守る会は、「全品の表面検査」と「抜き取り検査」をしています。新年度の青森産リンゴは、放射能の検査をしているところで買うようにしています。

なぜかといえば、青森県によるりんごの放射能検査の定量下限値(検出限界)が、セシウム134が25ベクレル、セシウム137が20ベクレル、合計45ベクレルだからです。この検査では、セシウム134が24ベクレル、セシウム137が19ベクレル、合計1キロ当たり43ベクレルの「セシウム汚染りんご」でも、「検出されず」の結果になってしまいます。

(参考)
青森県公式HP(農産物の放射能検査結果)


【土壌汚染がひどい都道府県ほど、定量下限値が高い傾向】

新米の検査では、汚染がひどい地域ほど、行政が行う検査の定量下限や検出限界が高く設定される傾向が見て取れます。茨城、千葉はセシウム合計40ベクレル。群馬県にいたっては、検出限界の記載がないではありませんか。

その一方で、たとえば山梨県の新米検査の検出限界は2〜3ベクレルです。

コンタンのブログ(メモ:お米の放射性物質(放射能)の検査結果(3) 9/21〜)より。

高い定量下限値は、たとえ検査結果が「不検出」でも、かえって放射能汚染を疑ってしまいます。


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