【厚生労働省 推奨】 中性脂肪を減らす食事 「5つの基本」とは?

中性脂肪を減らす食事「5つの基本」

厚生労働省のHPによれば、中性脂肪を減らす食事の基本は次の5つ。

1、偏らず「栄養バランスのよい食事」を。
2、摂取総エネルギー量を抑えて、適正な体重を保つ。
3、飽和脂肪酸(おもに獣肉類の脂肪)1に対して不飽和脂肪酸(おもに植物性脂肪や魚の脂)を1.5〜2の割合でとる。
4、ビタミンやミネラル、食物繊維もしっかりとる。
5、砂糖や果物などの糖質と、お酒を減らす。

(参考)
厚生労働省:脂質異常症を防ぐ食事


脂質異常症ってなに?

脂質異常症とは、血液中の脂質、具体的にはコレステロール中性脂肪が多くなり過ぎる病気のこと。

脂質異常症を放置すると、増えた脂質がどんどん血管の内側にたまって、動脈硬化になってしまいます。さらに症状が進行すると、心筋梗塞脳梗塞の発作を起こしてしまうのだそうです。

(参考)
厚生労働省:脂質異常症ってどんな病気?

コレステロールを減らす食事についても、基本は同じ。上記5つのうち5番目は中性脂肪対策。なので、高コレステロールの人は、1から4の基本に加えて、コレステロールを多く含む食品を控えること」も必要になります。

コレステロールについては、当ブログの次の記事でまとめています。

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20130625/p2:title=【まとめ】LDL悪玉コレステロールを下げる食品・食事(キャベツ,納豆,etc)]


中性脂肪の何がマズいの?

中性脂肪は、それ自体は動脈硬化の原因にはなりません。ですが、中性脂肪が多いと、HDL(善玉)コレステロールが減ってLDL(悪玉)コレステロールが増えやすくなってしまいます。結果として、間接的に動脈硬化の原因となります動脈硬化を放置すると、心筋梗塞脳梗塞が起こりやすくなり、最悪の場合、命にかかわります。


脂質異常症を防ぐ食事

コレステロールを下げる食品としては、大豆製品、植物油(ヤシ油、ピーナッツ油を除く)、野菜、果物、青背の魚といったものがあります。

あじ、いわし、さんまなどに多いDHAEPAなどの脂肪酸には、中性脂肪を減らす働きがあります。DHAEPAは、サントリーのサプリ「DHAEPAなどで摂取することもできます。

サンスターのHP「緑でサラナ」(特保)のページによれば、アブラナ科野菜(ブロッコリー・キャベツ)由来のSMCS(天然アミノ酸)も、コレステロールを下げてくれるのだとか。私は「緑でサラナ」を飲んだことがあります。セロリの味を基調に、レモン風味と甘みがあり、飲みやすかったです。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20130929/p1:title=【ゼロからわかる】 中性脂肪 減らす 方法 (運動,食事,サプリ etc)]