【再稼働】大飯原発、致命的な4つのポイントとは?

注目を集めている東電の大飯原発

再稼働をめぐっては、致命的なポイントが4つあるというのです。

大飯原子力発電所の致命的なポイントとは、次の4点です。

・免震重要棟がない。
・ベントフィルターがない。
・道路が1本のみ。寸断されがち。
地震で山が崩れたら、ひとたまりもない

免震重要棟とベントフィルターについては、国会議員の川内博史さんが、次のように指摘しています。

因みに、大飯原発にはベントフィルターも免震重要棟も無い。福島には、免震重要棟はあったことが、現場作業を支えた。300人から400人が入れる建物だ。「大飯はどうするのですか?」と保安院に聞いた。「免震重要棟はありませんが、3号機と4号機の間に会議室があるから大丈夫です」と答え。

以上、川内博史さんのtwitterより。
(2012年4月6日)
https://twitter.com/#!/kawauchihiroshi/status/188164317726781441

重要免震棟については、福島第一原発事故の際、もしこの建物がなかったら、復旧作業がさらに困難をきわめたと言われているもの。免震棟がない状態で原発事故が起こることほどコワいことはありません。

さらに、東京電力社員の小野俊一さんによれば、大飯原発は山に囲まれており、通じる道は1本のみ。この道は、よく寸断されるのだそうです。さらに、原発建屋の目の前には山が迫っています。もし地震でこの山が崩れたら、ひとたまりもない、というのです。

小野さんは、東京電力時代は福島第二原発や本店で働いていたといいます。小野さんのコメントは、次のyoutube動画で確認できます。(スタートから1時間くらいで大飯原発について言及しています)


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120121/p1:title=武田邦彦教授ブログ:「福島第一原発4号機が倒壊しても、避難の必要なし」]