【スクープ】郡山市4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い(週刊文春)

【小児2人に甲状腺がんの疑い、成人女性甲状腺がん確定】

本日発売の週刊文春(3月1日号)にスクープ記事が掲載されました。
福島県から北海道に避難した子供(郡山市など)に、甲状腺がんの疑いがある、というのです。

誌面によれば、4歳の男の子の甲状腺には10ミリ、7歳の女の子には8ミリの結節(かたまり)が見つかりました。

「今までにこんな例は見たことがありません」
超音波の画像を診た医師は、そうつぶやいたといいます。

小児性甲状腺がんは、チェルノブイリ原発事故で唯一公的に認められた被曝による健康被害です。

さらに驚くべきことに、成人女性一人は、すでに甲状腺癌が確定しています。


福島県医大 山下俊一氏、追加検査抑止のメール認める】

週刊文春の取材に対して、福島県医大の山下俊一氏は、福島で行った甲状腺検査の追加検査を行わないようにというメールを出したことを認めた、と記事には記載されています。

(ソース)
週刊文春2012年3月1日号(p.26〜p.29)


【本当の被曝量は、膨大なのでは?】

福島第一原発事故後、比較的早いうちに公開された放射能汚染の予測地図があります。
朝日新聞が公表した甲状腺被曝量(予測)に関するものです。

(地図)
・SPEEDI放射能汚染マップ(朝日新聞
 (リンク先の地図が削除されました。2012年3月24日)

上記地図を見て感じるのは、この予測地図の放射線の被曝積算量が極めて高いこと。福島県東部で、「積算値100ミリシーベルト以上」と予想されている地域が、少なからず存在しています。それも、2011年3月12日〜3月24日の2週間弱の間だけでです。

本当の被曝量は、私たちが想像する以上に膨大だった可能性があるのではないでしょうか。


【どうする?放射能対策】

こうした状況の中、どのような放射能対策をしていけばいいのでしょう。私は現在、群馬県に住んでいます。私の場合ですと、次のようなところに気を配っています。

食材は、大手宅配4社を活用。水はポット型浄水器を使い、部屋の中には空気清浄器を設置。外出の際にはマスクをしています。そして、北海道や西日本の食品が手に入りづらい場合には、サプリを飲んだりして日々を過ごしています。