京大 小出先生「福島原発4号機 倒壊で、半径250キロ膨大な汚染」
京都大学の小出裕章先生は、2012年1月9日の毎日放送「たね蒔きジャーナル」にて、4号機の倒壊の危険性についてコメント。次のように述べました。
「もし壊れてしまえば、その、政府が3月15日のころに、予想したように、250キロというようなところも、膨大な汚染を受けるようなことになると思います」
この番組において、小出先生は、4号機がなぜ危険か、という背景を説明。
四号機の使用済みの燃料プールが、放射能を閉じ込める最後の防壁である格納容器のさらに外側にあることを指摘。「放射能を閉じ込めるという防壁に関していえば何も無い」と述べています。
このような場所に、使用済み燃料棒と使用前の燃料棒が合計で1535本も収められているのです。
東京電力は記者会見などで、4号機の耐震工事を実施。耐震性に問題はない、としています。
これに対して小出先生は、福島原発は放射能汚染がひどいなど、劣悪な環境にあり、十分な工事は実施できていないのでは、という不安を吐露しています。
(参考)
・ブログ「ざまあみやがれれい」(小出裕章が4号機倒壊を心配 「(倒壊すれば)250キロというようなところも、膨大な汚染を受ける」1/9(2))
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110825/p1:title=【放射能】「さんま は危険」2つの根拠(サンマの放射能汚染)]