4号機、怪しすぎる3つの不審点(福島第一原発とセシウム急増)

福島県での2012年1月のセシウム急増について、原因は強風ということで片付けられようとしています。しかし、調べれば調べるほど、怪しい事実が出てくるように感じます。

代表的な不審点は、次の3つです。

・強風とセシウム増加の因果関係に疑問が残る。
・1月1日は「セシウム不検出」とされている。
・1月9日、4号機建屋の壁面に飛散防止剤を散布していたらしい。

1つめの強風とセシウム急増の関係ですが、中部大学の武田先生などが疑問を投げかけています。風の強さとセシウム増加には、相関関係が見られないというのです。

(参考)
武田教授のブログ(緊急速報 セシウム降下物が急増した原因)

2つめの1月1日ですが、2011年12月27日〜2012年1月8日で、セシウム134と137の両方がND(不検出)なのは、1月1日だけ。「地震が起こり、スキマサージの故障が起きた日だけ不検出」というのは不自然な気がします。

(参考)
・武田先生のブログ
 緊急速報 セシウム降下物とこれまでの状態と今日(2012年1月8日)
 緊急速報 セシウム降下物の状態と危険性の推定

3つめですが、1月9日、東京電力福島第一原発4号機建屋の壁面に飛散防止剤を散布したようです。動画がyoutubeにアップされたのですが、すぐに削除されています。飛散防止剤をまくということは、セシウムが四号機から拡散していたのかな?と想像してしまいます。

(参考)
Mercury(重機が4号機建屋の壁面に飛散防止剤を散布する動画)


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110825/p1:title=【放射能】「さんま は危険」2つの根拠(サンマの放射能汚染)]