【放射能の対策】らでぃっしゅぼーや、ローソンとネットスーパー

らでぃっしゅぼーや、ネットスーパー事業拡大へ】

福島原発事故にともなう食品の放射能汚染で、ネットスーパーに注目が集まっています。食品のネット通販大手のらでぃっしゅぼーや(3146 JQ)は、ローソンと組んでネットスーパー事業の拡大をめざす、と報じられました。

報道によると、両社は同社が手掛けるネット通販サイトを刷新し、注文受け付けから最短3日で全国に配送する。即日配送も可能な大手スーパーのネットに事業に対して、独自基準で安全性を高めた有機野菜と菓子や日用品などコンビニエンスストアの商材を同時に購入できることを売り物に対抗し、顧客を開拓するという。

らでぃっしゅぼーや、「ローソンとネットスーパー」で大幅反発 | 株探 企業速報より。

この報道を受けて、株価は大幅に反発しました。


ラディッシュ放射能対策への取り組み】

食品業者の放射能対策の柱は次の3本です。

・西日本の食材
放射能検査体制
放射能汚染の独自基準

らでぃっしゅは、上記3点すべてで努力しています。西日本産の食材としては、「産地限定ぱれっと」という定期便をあたらに開発しています。ただ、西日本の食材の人気は高いため、利用者すべての要望には応えきれていないようです。

放射能検査体制としては、熱心に食材の放射能検査を行い、結果をHP上で公表しています。直近の検査結果では、茨城産の栗(くり)から1キロ当たり90ベクレルのセシウムが検出されています。食材宅配の業者の中には、検査を行っているといいながら、ほとんど放射能汚染が検出されていないところがあります。しかし、東日本や関東の食材からセシウムが一切出ないというのは不自然です。東都生協、パルシステム、そしてラディッシュのHPでは、比較的セシウムの検出事例が多いです。個人的にはこうした業者の方が好感がもてます。

なお、らでぃっしゅぼーやは独自規制値を導入しています。一般の食品で50ベクレル。決して低い数値ではありません。しかし、他の業者が独自規制値の導入に及び腰である中、導入を決めたことは、評価できることだと思います。


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