【放射能】栗からセシウム。福島2040ベクレル、茨城92.6ベクレル。

【福島産の栗、2040ベクレル】

過去の記事で、福島県の栗から1キロ当たり2040ベクレルの放射性セシウムが検出されたことについて触れました。

栗がヤバい。続々とセシウム(放射能,クリ,くり,福島,茨城,千葉,宮城)

政府は(9月)20日、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された福島県南相馬市伊達市で生産されるクリの出荷停止を同県に指示した。クリの出荷停止は初めて。

東日本大震災:福島・南相馬と伊達産クリを出荷停止 放射性セシウム、暫定規制値超 - 毎日jp(毎日新聞)より。


【東都生協の放射能検査で、茨城産からセシウム

東都生協の独自検査では、茨城の栗からセシウムが1キロ当たり92.6ベクレル検出されました。

・9月12日 無くん蒸栗 茨城県 92.6
・9月12日 無くん蒸栗 茨城県 32.0

放射性セシウムの検査結果。数値は1キロ当たりの放射性セシウム合算。単位はベクレル。

東都生活協同組合 | 産直の東都生協 | TOHTO CO-OPより。

東都生協は、取り扱っている食品や水の放射性物質を検査し、結果をHPで公表しています。検出限界2ベクレルで検査しているので、どういう食品がどの程度汚染されているのかを知る上で貴重な情報源になっています。


東京市場では、茨城産が9割】

首都圏の人にとっては残念な情報ですが、東京市場では、茨城県産の栗が全体の9割を占める、ということです。ですので、東京で「国産」と言った場合、多くは茨城のクリを指すことになりそうなのです。茨城のくりにもセシウム汚染が及んでいます。とくに小さい子供に栗を食べさせる際には留意する必要がありそうです。群馬県のコンビニでは、中国産の栗が結構出回っています。それはそれで農薬などが心配なのですが、私は中国産を食べるようにしています。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110908/p1:title=【放射能】福島の栗からセシウム(クリ,くり,福島県)]