【放射能】福島の「りんご」からセシウム７６ﾍﾞｸﾚﾙ（福島産のリンゴ）

【林檎からもセシウム】

福島のりんごから最高で１キロ当たり７６ベクレルのセシウムが検出されました。放射能・セシウムが蓄積されにくい食材として知られるりんごなのですが、福島県のリンゴについては、比較的高い濃度のセシウムが測定されました。

また、山形県のりんごからも微量（２．１７ベクレル）のセシウムが検出されています。

・福島県国見町 - リンゴ - H23.9.16、24 30
・福島県福島市 - リンゴ - H23.9.16、ND 11
・福島県福島市 - リンゴ - H23.9.16、ND 13
・福島県福島市 - リンゴ - H23.9.16、ND 18
・福島県福島市 - リンゴ - H23.9.16、17 15
・福島県三春町 - リンゴ - H23.9.13、9.2 15
・福島県天栄村 - リンゴ - H23.9.9、9 8.4
・福島県伊達市 - リンゴ - H23.9.6、18 25
・福島県伊達市 - リンゴ - H23.9.6、19 17
・福島県伊達市 - リンゴ - H23.9.6、28 31
・福島県伊達市 - リンゴ - H23.9.6、26 28
・福島県三春町 - リンゴ - H23.9.3、10 17
・福島県田村市 - リンゴ - H23.9.3、14 ND
・福島県新地町 - リンゴ - H23.9.3、9 ND
・福島県伊達市 - リンゴ - H23.8.30、26 31
・福島県桑折町 - リンゴ - H23.8.30、21 18
・福島県国見町 - リンゴ - H23.8.30、35 41
・山形県大江町　リンゴ（露地） H23.8.27、0.97 1.2
・福島県二本松市 - リンゴ - H23.8.26、8.4 13
・福島県会津美里町 - リンゴ - H23.8.26、ND 7.6
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、27 36
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、 ND 11
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、15 8.9
・福島県田村市 - リンゴ - H23.8.26、ND 8.1
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、22 14
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、ND 11
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、11 14
・福島県福島市 - リンゴ - H23.8.26、14 14
・福島県三春町 - リンゴ - H23.8.2、28 24
・福島県国見町 - リンゴ - H23.7.28、28 20

＊数値は、左がセシウム１３４、右がセシウム１３７（１キロ当たり）。単位はベクレル。ＮＤは不検出をあらわします。

・食品の放射能検査データより。

【放射能の対策なら、どの県のりんご？】

北は山形、秋田、西は長野、愛知、山梨、新潟あたりまで、一定量のセシウムが降下したのではないかと行政によって予測されています。ですので、セシウムへの対策、ということなら、青森県や北海道のりんごが「より安全」であると思われます。

（参考）
・福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -

上記は、行政が作成したwspeediと呼ばれる放射能汚染マップ（セシウム降下予測地図）です。実際のセシウム汚染については、文部科学省の航空機による調査が実施されているところです。すべての結果が出そろうまでには、いましばらく時間がかかりそうです。

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110904/p1:title=【お茶】千葉県産、埼玉県産から高濃度セシウム（放射能,茶葉）]