【マグロの放射能は大丈夫?】放射線 セシウム 検査結果(まぐろ)

【生物濃縮中】

コウナゴ、シラスなどの放射能の汚染は深刻な状況です。しかし、中型、大型の魚は現在生物濃縮の途上にあります。そのため、現時点では微量の放射能汚染にとどまっています。


【ビンナガ・マグロ、4.6ベクレル】

検査結果は次の通り。

・千葉県 ビンナガ・マグロ
 セシウム:1キロ当たり4.6ベクレル
 場所:房総沖東南東約530km北緯33度18分東経146度45分
 検査団体: (独)水産総合研究センター 中央水産研究所
 公表日付:H23.6.16

・食品の放射性物質検査データより。


【濃縮後は要注意】

現代ビジネスのHPによれば、そろそろ まぐろ のセシウム濃度が高くなってきそうです。

「海水に流れ出たストロンチウム植物プランクトンに吸収され、その後、食物連鎖で小魚に、約2ヵ月で中型の魚、約4ヵ月で大型の魚へと運ばれ、順を追うごとに濃縮されます。3月からストロンチウムが流れていたとすると、7月頃からカツオやマグロなどの大型魚に汚染が拡がる計算です」

徹底調査 放射線汚染食「食べてはいけない」 マグロ、カツオ、麦、イモ、大豆・・・政府の言う  「暫定基準値」など、なんの指標にもならない | 経済の死角 | 現代ビジネスより。

牛肉や米の検査など、大量の測定をする必要があるにもかかわらず、放射線の測定器は各都道府県数台しかありません。検査が十分行えない状況にありますので、体制が整うまでは、海産物の摂取は最小限にした方がいいのかもしれませんね。


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