オイシックスなど、米・野菜の宅配・通販、放射能の検査を強化

オイシックス、「ベビー&キッズ商品」を強化】

朝日新聞の報道によれば、食材宅配のオイシックスは、ベビー・キッズ商品を充実させ、人気を博しているということです。

国よりも厳しい基準をクリアした食品を「ベビー&キッズ商品」として提供するのは「オイシックス」。商品数を当初の50から200まで増やし、小さな子供を持つ会員の人気を集めている。

asahi.com(朝日新聞社):食材宅配、放射線量測って安心アピール 全品目の業者も - 食と料理より。


らでぃっしゅぼーや、「産地限定ぱれっと」発売】

おいしっくすのライバル、らでぃっしゅぼーやは「産地限定ぱれっと」という商品を発売。北海道や西日本産の食材の提供を行っています。以下、朝日新聞からの引用です。

汚染が少ない産地に限定する商品も登場した。「らでぃっしゅぼーや」は7月から、産地を北海道や西日本に限定した野菜セットを販売。一方で、北関東・東北限定の「応援セット」も売り出し、いずれも売り上げを伸ばしている。緒方大助社長は「不安に思う人がいる一方で、買って応援したいという人もいる。双方に対応することが大事」と話す。

asahi.com(朝日新聞社):食材宅配、放射線量測って安心アピール 全品目の業者も - 食と料理より。


【産地指定と放射能検査が発展のカギ】

食材宅配、販売業界では、産地選択と放射能検査の2つが発展のカギとなっています。この2つのサービスがしっかりしているところが業績を飛躍させているようです。東都生協は、チェルノブイリの事故の際に自前で高価な食品用放射能汚染測定器を購入、検査の結果をHP上で公表しています。生活クラブは、放射線量測定器の購入や、取扱商品の全品目検査実施を決定。生協パルシステム、2千万円以上をかけて自主検査体制を整えるといいます。

消費者のニーズでは、圧倒的に西日本や九州、北海道のお米や野菜、牛乳などが人気。ただ、西日本産などの食品の量には限りがあり、対応に苦慮している業者が多いようです。


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