拡大する群馬県の放射能・セシウム汚染（ホットスポット、豚肉、etc）

最新の放射性物質分布マップによれば、川場の周辺が毎時０．５マイクロシーベルト以上の放射能・ホットスポットになっていることがわかります。詳細な放射能汚染地図は、上記リンク先の「電子国土版」です。

【群馬県の放射線量まとめ】

週刊誌に掲載された群馬県内の放射線量を整理してみました。

・川場村　立岩バス乗り場　０．３３
・沼田市　道の駅白沢　　　０．３０
・沼田市　２１世紀の森　　０．５１
・沼田市　吹割の滝　　　　０．３０
・昭和村　関越・赤城高原ＳＡ　０．２３

※数値は地上１メートルの１時間当たりの放射線量（マイクロシーベルト）。以下同様。
　週刊現代７月３０日号より。

・桐生が岡遊園地　　　　　０．１２
・カリビアンビーチ　　　　０．１８
・大理石村ロックハート城　０．２２
・カブラウォーターランド　０．１４
・群馬サファリパーク　　　０．１７

※以上、フライデー８月５日号。

【群馬県が公表している放射線量】

群馬県が７月２８日に実施した学校での放射能測定の結果の概要は次のとおりです。

・地表
　0.042〜0.289の間　

・地上５０センチメートル
　0.039〜0.265の間　

・１．０メートル
　0.038〜0.247の間　

詳しくは、群馬県の公式ＨＰをご覧ください。

【群馬県内で「セシウム汚染稲わら」を食べた牛の牛肉、大量に県外へ】

福島第１原発事故で放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛の肉が流通している問題で、道は２４日、新たに群馬県産肉牛７頭の肉が、道内のスーパーなど１０市町の３２店で販売されていたのを確認したと発表した。

・東日本大震災：汚染疑い牛、群馬県産７頭も販売　道内１０市町で　／北海道 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)より。

放射性セシウムに汚染された飼料を食べた群馬県産の肉牛３５５頭が出荷された問題で、松山市は２３日、「サニーマート衣山店」（同市衣山１）で販売された牛肉に、このうち１頭の肉が混じっていた可能性があると発表した。

・東日本大震災：群馬県産汚染牛肉、松山のスーパーで販売？　／愛媛 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)より。

セシウム汚染された可能性のある群馬県産の牛肉が、大量に県外に流通してしまいました。果たして県内の牛肉は大丈夫なのでしょうか？

【長野原の原乳から放射性物質検出】

県は（２０１１年７月）１３日、長野原町と川場村の集乳所で同日に採取した原乳を検査した結果、長野原町の原乳から１キロ当たり０・２ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

・震災ファイル：長野原町の原乳から放射性物質検出　／群馬 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)より。

稲わらは、乳牛も食べることで知られています。群馬県や前橋市には、牛乳の徹底的な調査をお願いしたいです。

【カインズホーム、大量の汚染「腐葉土」販売】

ホームセンター「カインズホーム」の鳥取県内の店舗で販売されていた腐葉土から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、カインズ（群馬県高崎市）は２９日、同じ商品を３月１１日以降、２２都府県の１６６店舗で約１３万袋販売したことを明らかにした。

身近なところでセシウムが飛び交っていると思うと、ちょっと怖いです。

【福島県産の豚、群馬に大量に流入】

福島の避難区域の豚、約１万頭が県外に移動しました。そのうち、６００頭以上が群馬県に流入したことが確認されています。豚肉のセシューム汚染は大丈夫なのでしょうか。

（参考）
・東日本大震災：県内に福島産豚６０６頭　食肉出荷されず　／群馬 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

【水道水汚染の測定結果】

６月３日、水道水からセシュウム１３７が１キロ当たり０．１２ベクレル検出されました。

【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110610/p1:title=【地図】放射能汚染地域マップと放射線量ホットスポット（関東、群馬etc）]