【放射能と西日本の野菜・お米】生協 パルシステムの評判・価格

【食材宅配最大手の1つ】 *2011年12月1日更新。

生協パルシステムは、食材宅配最大手の1つ。会員数は130万人。他の有名どころとしては、おいしっくす、らでぃっしゅぼーやコープデリ、大地を守る会などがあります。福島原発事故に伴う野菜や牛乳、牛肉、お米のセシウム汚染を背景に、消費者の注目を集めています。


コープデリとの違いとは?】

同じ生協といっても、各生協は別団体。企業にたとえると、別の会社です。コープデリは関東最大とも言われる生協団体。いわば巨大スーパーのネット版です。パルシステムとの決定的な違いは、無農薬や有機野菜へのこだわりの程度です。生協パルシステムの方が、コープデリよりも添加物への配慮をしている、というのがもっぱらの口コミ・評判。一言で言うなら、「有機野菜・食品のパル」、「ネットスーパーのコープデリ」といったところでしょうか。もう一つ、生活クラブ連合会という業者もあります。こちらは、ネット上のクチコミでは、パルシステムよりもさらに有機野菜や、低農薬の野菜、無添加の食品にこだわっているということです。


【値段は宅配では安い方】

パルシステムコープデリは、オイシックスラディッシュと比べたら価格は安いといわれます。たとえばキャベツ1個の場合、おいしっくすとらでぃっしゅが300円くらいなら、パルは200円くらい、デリはさらに安かったりします。生協の中では、コープデリの方がパルシステムよりも安いようです。なお、2011年7月現在は西日本産、九州産の野菜や牛乳、食べ物が不足、争奪戦が始まっていますので、東日本と関東以外の食材は、値段は高くなる傾向にあります。


【西日本の産地限定ができるか?】

パルシステムでは、ある程度の産地選択ができます。しかし、すべて購入者の希望通り、というわけにはいきません。多くの消費者が西日本産を望む中で、西日本の野菜や牛肉、豚肉、鶏肉、卵、牛乳といった食品には限りがあります。

産地選択の自由度が高いのはOisix、大地を守る会、コープデリです。いずれも現在私は活用中なのですが、オイシックスは、西日本の卵に強いです。大地を守る会は、震災前食品が魅力的。コープデリは品揃えが豊富で、熊本産のトマトや北海道産の新米、タイ産鶏肉の焼き鳥などが便利です。

ただ、オイシックスは値段が高いというクチコミが多いです。らでぃっしゅぼーやも、パルシステム同様、ある程度までは選べる、という状態です。ラディッシュには「産地限定 ぱれっと」という定期便があります。私は定期便は利用せず、三重県四日市産の乳製品をラディッシュでお取り寄せしています。


放射能への取り組みは?】

2011年7月現在、測定体制を整備中です。2000万円の予算で機器を購入し、今後対策に万全を期すということです。

asahi.com(朝日新聞社):食材宅配、放射線量測って安心アピール 全品目の業者も - 東日本大震災


【関連記事】

【放射能は大丈夫?】Oisix(おいしっくす)の口コミ・評判・価格