【まとめ】ヘルパー2級 資格取得 授業料無料 ハローワーク、東京都etc
■ヘルパー２級の資格を無料でゲット ＊２０１１年１２月４日更新。
やり方次第でほとんどの人は学費無料・格安の介護ヘルパー２級の資格を取ることができます。
（ただし、授業料は無料ですがテキスト代のみ１万円程度必要です）
方法は大きくは３つあります。
１、求職者支援制度（旧 基金訓練。雇用保険に入っていない社会人むけ）
２、公共職業訓練（離職中の社会人むけ）
３、介護企業や施設に援助してもらう（働いている人むけ）
１と２については最寄りのハローワーク（公共職業安定所、職安）が窓口です。
ですので、直截電話するか、行ってみて情報収集してみるとよいでしょう。
■求職者支援制度の対象
雇用保険に加入していない社会人が対象。具体的には、主婦、中高年、フリーター、無職の人などとなります。詳しくはハロワで聞いてみてください。
■求職者支援制度練：雇用保険に入っていない社会人は、比較的容易に資格取得ができる
景気が悪く、雇用情勢が厳しいため、救済策として実施されています。
私自身、基金訓練（現在の求職者支援制度）の講師をしたことがあります。正直言って、講座の内容は結構いい加減なところが多いです。ですが、欠席せずに通い続けさえすればホームヘルパー２級の資格が取れるのですから活用しない手はありません。
しくみとしては、特殊法人（職業訓練校を統括する組織）が取りまとめをしています。実際に授業をするのは、政府から委託された民間企業や資格取得スクール、介護施設などです。検索してみれば、各都道府県で毎月のようにヘルパー２級講座が開講されているのがわかります。
蛇足ですが、時間に余裕のある人は「介護職員基礎研修」のコースの方がおすすめです。時間と日数は長くなりますが、この資格はホームヘルパー１級よりも上位であるためです。
■条件が合えば、生活支援給付金１０万円がもらえる
まったくもって夢のような制度です。本人収入が月８万円以下、世帯全体の金融資産が３００万円以下、世帯全体の収入が年間３００万円以下といった審査の条件をクリアすれば、職業訓練を受けている期間中、職業訓練受講給付金までもらえるのです。ですので、中には給付金がほしいというだけの理由で受講している人もいます。
雇用保険に加入している人むけには公共職業訓練という名前で無料講座が行われています。募集案内は、たいてい各都道府県のＨＰに出ています。ただ、公共職業訓練は、基金訓練と比較してコース数も定員も少ないです。なので、競争倍率も高めです。応募が定員をオーバーした場合には、通常筆記試験や面接が課されます。筆記は高校生の採用試験の国語・算数程度のようです。また、面接では、「中高年」など、就職に不利な人とか、受講後に就職する気まんまんな人が優遇されると聞きました。
■公共職業訓練設置コース一覧
たとえば、東京、埼玉、大阪、群馬などは都道府県の公式ＨＰで受講生募集が掲載されています。
・東京都の講座一覧
・埼玉県の講座一覧
・大阪府の講座一覧
・群馬県の講座一覧
この他にも、市町村等で無料のヘルパー２級養成課程の講座が不定期に実施されることがあります。念のため、市町村のＨＰなどもチェックするとよいです。
■失業保険の給付延長も
雇用保険に一定期間入ってた場合、公共職業訓練を受けると失業保険給付期間を延長してもらえることがあります。
■企業・施設による資格取得支援
企業や施設によっては、無料で資格取得支援してくれるところがあります。こうした情報は人材紹介会社などが詳しいです。２〜３、近くの人材派遣会社に行って、どの企業・施設が無料で資格を取らせてくれるのか聞いてみるとよいでしょう。
■口コミ・評判・比較はYahoo！知恵袋
基金訓練や公共職業訓練、そして有料の資格取得スクールの口コミや評判は、ヤフー知恵袋などである程度集められます。ですが、ネット上の情報はあくまで参考程度。直接ハローワークや有料資格学校に問い合わせることも忘れずに。
【おわりに】
無料講座をご紹介してきましたが、無料のものの内容は、一般的にはそれほど質が高くありません。ですので、ニチイ学館（学校）や三幸福祉カレッジ（学校）、ユーキャン（通信教育）などの有料のコースも同時に比較検討するとよいと思います。雇用保険に加入している人は、教育訓練給付金制度により授業料が２割引きになることがあります。詳しい学費については、コースを実施している学校等に問い合わせてみてくださいね。
参考）
