【最安値まとめ】ガイガーカウンターの価格(楽天の激安・格安販売)

【人気の機種と最安値】

人気の放射線測定器の激安・格安の販売価格を楽天通販で調べてみました。

・radex rd-1503 29,980円〜39,800円
 (神奈川県の人気ブログの管理人さんが使用)

・soeks-01m 33,000円〜49,850円
 (週刊誌フライデーが計測で使用)

・terra mks-05 98,500円〜126,000円
 (ウクライナECOTEST社。γ線β線などが計測できる。中部大学の武田邦彦教授のおすすめ

※2011年7月現在の楽天市場の最安値と価格帯。

最安値については、人気が集中するため、在庫がなかったり、納期が遅れたりするケースがあるようです。また、最安値に5千円〜1万円程度、上乗せされた価格が、ネット通販の標準価格になります。口コミ・レビューが多めのお店で、レビュー(評価)の内容がまずまずの場合に購入するとよいでしょう。


放射能測定器の相場は3万円〜13万円】

そこそこの精度を期待する場合、最安値は約3万円。高いものでも約13万円が相場です。ですので、初めてガイガーカウンターを購入するのであれば、最初から「予算は13万円以内」などと決めてしまうといいかもしれません。

放射線測定器には大きく2種類あります。ガイガーカウンターとシンチレーション方式サーベイメーターです。一般にシンチレーション方式の方が精度が高いといわれています。しかしその分高価です。そのため、家庭や個人で購入する場合、ガイガーカウンターがよく売れています。


【チェック・ポイントはベータ線の測定】

radex rd-1503とsoeks-01mは、地表面で測定した場合に誤った数値が出やすい、と言われます。地表に近づくにつれて、ベータ線β線)を誤って拾い、測定してしまうケースが増えるためです。その結果、地表での表示数値が実際の10倍になったりします。そのため、厚さ3ミリ以上のアルミのケースに入れるなどして測定することが必要になります。

(参考)
ほかほかみしん SOEKS-01M用アルミケース製作

radex rd-1503やsoeks-01mで地表面の正確な数値を測りたい人は、ホームセンターなどで3ミリ以上のアルミ板を購入し、自作でアルミのケースをつくったりしています。手製でケースをつくってヤフオクで売っている人もいるようす。すごい商魂です(笑)

アルミ板やケースがない場合、地上1メートル程度でradex rd-1503やsoeks-01mを使うようにすれば、誤った数値に惑わされる心配がなくなります。ただ、地表面が測れないと、汚染されている場所の特定が難しくなります。雨どい下や側溝の地表面では、放射線量が跳ね上がる傾向があります。その場合には、速やかに洗浄したり、表土の除去をしたりといった放射能汚染除去の対策をとらなければなりません。ですので、放射能ホットスポットに住んでいる方などは、TERRA MKS-05の方がよいかもしれません。1台家でTERRA MKS-05を買い、子供にはradex rd-1503やsoeks-01mを持たせる、といった使い分けもアリかな、と思います。


【TERRA MKS-05は、ベータ線遮蔽のための裏蓋つき】

terra mks-05は、ベータ線を誤って計測しないように、最初から測定器にベータ線遮蔽のためのフタがついています。

(参考)
男子放射線関係倶楽部 - らじおのじかん(写真つきでterraの「ベータ線遮断用の蓋」を説明してくれています)

ふたが閉まっている状態ではガンマ線γ線)を計測できます。フタをあければ、ベータ線ガンマ線の合算値が計測できます。

ベータ線も計測すべきかどうか、ということがよく議論になります。日立アロカの社員さんが週刊誌アエラの取材でコメントしていますが、素人はガンマ線のみの計測でいいのではないか、と述べていました。ただ、内部被爆の場合にはベータ線も大事ですので、ベータ線が出ているかいないか、といったことは知っておいたほうがいいのかもしれません。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110701/p1:title=【評判】ガイガーカウンターの口コミ・評価・価格(放射能測定器)]