【評価】DoseRAE2の口コミ・評判・価格(放射能測定器)

【ランキング上位】

精度さを基準に家庭用の放射能測定器を選ぶ場合、「Dose RAE2」「PA-1000」の2つの名前が挙がることが多いです。実際、この2つの機種は楽天通販などでランキング上位を争っています。もう1つ、ガイガーカウンターですと、ウクライナ製の「TERRA(テラ。MKS-05)」の黒色のものが人気があります。


【正確なシンチレーション方式】

放射線量測定器にはガイガーカウンター方式とシンチレーション方式の2種類があります。一般的にはシンチレーション方式の方が精度が高いと言われています。しかし、シンチレーション測定器は全般的に値段が高価です。国産の堀場製作所PA-1000(Radi ラディ)の場合、標準の価格で13万円前後。しかし、DoseRAE2の標準的な流通価格は2011年7月現在で7万円前後です。この製品は中国でも製造されており、そちらですと、安いものなら5万円前後。ですので、中国製でよい、ということなら、シンチレーション方式の放射能測定器が格安・激安・最安値の4万円台で購入が可能です。米国製がいいということであれば、購入前にアメリカでの製造なのか、中国の製造なのかを確認する必要があります。


アエラが取材で活用】

東日本各地の放射線量を報道している週刊誌・AERA。計測はこのDoseRAE2で行われていることで知られています。というか、誌面に Dose RAE 2 の写真がよく使われています。マスコミの報道や自治体の調査では、ガイガーカウンターでなく、シンチレーションによるサーベイメーターが活用されることが多いです。理由はやはり精度・性能にあるようです。

ちなみに、ガイガーカウンター・TERRA(テラ。MKS−05)は、中部大学の武田邦彦教授おすすめの放射能測定器です。HORIBAのPA−1000は松戸市などが測定で使っています。


【地表面で誤った数値が出ない】

素人がはじめて放射能測定器を買う場合、地表面や地表近くで誤った計測値が出ないものを購入するのがよりよいです。しかし、廉価な放射線測定器ですと、地上1メートル未満で誤作動することがよくあります。これはベータ線の線量をガンマ線と機械がカンチガイして拾ってしまうことによって起こるとされます。ですので、ガイガーカウンターで地表近くを測るなら、アルミの板やフタをつけたりしないと、場合によっては実際よりも10倍高い測定値が出てしまいます。

廉価なガイガーカウンターで誤った数値が計測されてしまう原理は、次のページでわかりやすく解説してくれています。

ガイガーカウンターでのβ線測定時の誤った表示について


【小さくて薄い】

普段持ち運びをする際、この製品は小さくて薄いのがメリットのひとつです。これならば毎日使っても軽くて便利そうです。


【計測に時間がかかる】

「正確な数値が出るまでに時間がかかる」というデメリット・短所・評価がネット上の口コミで見受けられます。購入者の評判としては、数値が安定するまでに5〜15分かかるケースがあるようです。まあ、値段が安いですので、仕方がないですかね。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110701/p1:title=【評判】ガイガーカウンターの口コミ・評価・価格(放射能測定器)]