【まとめ】医療事務講座 資格取得 授業料無料(ハローワーク、東京、全国etc)

離職中の社会人は、医療事務講座を無料で受けられる可能性があります。行政が行う求職者支援制度(旧 基金訓練)と公共職業訓練です。

求職者支援制度雇用保険に入っていない社会人むけ
公共職業訓練:離職中の社会人むけ

求職者支援制度は、具体的には主婦、フリーター、無職の人、その他転職活動中の社会人などが対象です。いずれの講座も東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府群馬県など、全国の都道府県で実施されています。


■窓口はハローワーク

求職者支援訓練も公共職業訓練も、問い合わせと申し込みの窓口がハローワーク(職安)です。一通りネットで調べたら、直接電話するか、足を運んでじっくり話を聞いてみましょう。

全国のハローワークの電話番号と地図


■求職者支援訓練の探し方

都道府県で募集している求職者支援制度の認定コースは、次の公式ページで調べられます。

(検索ページ)
求職者支援訓練認定コース情報検索(公式HP)


■公共職業訓練の探し方

職業訓練の募集情報は、厚労省や、都道府県、公的機関のHPに掲載されています。

厚生労働省のHP)
職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ)
 
たとえば、東京都なら次のページになります。

(東京都の職業訓練
東京都の公共職業訓練募集一覧(公式HP)


■口コミ・評判など

コースを比較検討したり、口コミ・評判を調べたりするにはYahoo!知恵袋が便利です。わからないことがあれば、自ら質問することもできます。

「職業訓練 医療事務」の検索結果 - Yahoo!知恵袋


■講座の体験談・感想

私は、医療事務ではないのですが、少しだけ職業訓練の講師をしたことがあります。医療事務の講座も、同じスクールで授業が行われていました。

医療事務課程は女性に大人気の講座ですので、訓練の講座でも競争倍率が2倍以上になることがざら。応募が定員をオーバーした場合には、面接等が課されて就職意欲が高く、まじめな人が合格になる傾向にあります。

職業訓練校にもよりますが、熱心なところは欠席しても、授業をビデオどりしてくれていて後で見せてもらえる、などのサービスをしているところがあります。ただ、求職者支援訓練はさまざまな民間の会社が参入しているので、内容の質に差があります。中にはいいかげんなところがあるようですので、事前にしっかり情報収集しましょう。

やはり授業料無料のところよりは、有料の資格取得学校の方が一般的にはきちんとしています。医療事務は試験に合格しなければ資格取得はできません。ですので、しっかりした内容の講座を選ぶ必要があります。ニチイ学館(通学)や日本医療事務協会(通学)、ユーキャン(通信教育)など、有料の資格取得スクールとも比較検討して学校を決めるようにすると、よりよいでしょう。


職業訓練受講給付金と失業保険

求職者支援制度は、収入が少なかったり、「月収8万円以下」などの要件を満たせば、職業訓練受講給付金を得ることができます。月々10万円もらいながら勉強ができます

公共職業訓練の方も、一定の要件を満たせば失業保険の給付を延長してもらえることがあります。詳しくはハローワークで聞いてみてください。