就活の会社説明会や就職セミナーでのＮＧ＆ＮＧ質問はこれだ！

私は一般企業の人事をしていたことがあるのですが、その経験を踏まえて、会社説明会等でのＮＧ項目をまとめてみました。

・遅刻する
・早く到着しすぎる
・カップルで参加
・友達同士で参加
・後ろの方から座る
・姿勢が悪い
・表情が暗い
・表情に反応がない
・寝る
・私服指定なのににリクルートスーツで参加する
・社員が前でしゃべっているのにアンケートを書き出す

説明会等に遅刻は厳禁ですが、逆に到着が早すぎると準備中だったりして人事が焦ります。個人的には開始20分くらい前がちょうどよいと思います。

あと、困るのは前が空いているのに後ろから座られることです。後からどんどん人が来ますので、人事としては前からつめて座ってほしいんですね。

説明会等の最中は、表情が暗い人や、表情がない人、姿勢が悪い人、寝ている人、話を聞いていない人などが気になります。

それから、ノートとりすぎな人もあまりよろしくありません。ずっと下を向いていることになりますから。基本、話している人を見る。そして、大事だと思うことだけ走り書きするのがいいでしょう。話をしっかり聞きながら、顔でリアクションしている人の第一印象は、とてもいいものだからです。

100人くらいまでなら、前でしゃべっていて各自の表情が見えます。たとえ500人学生がいても、前の方の人の顔は見えてます。鋭い人事にとっては面接と同じなわけです。人事がきちんと見ている場合、寝ていたり態度が悪かった学生に低い評価を下しています。気をつけましょう。

■会社説明会や就職セミナーでの質問のＮＧ

・ＨＰや入社案内に書いてあること
・福利厚生や給与について
・残業について
・離職率について
・会社の弱み
・その他、会社にとって都合の悪いこと、会社がいやがること

質問項目は事前に用意しておきましょう。説明会やセミナーは質問タイムがあるものなのですから。で、質問事項ですが、ＨＰや入社案内は読んでいるのが前提です。それらの内容を聞いてしまうと、熱意がないと思われてしまいます。

福利厚生や給与も、「仕事のやりがいではなくて、福利厚生と給与が目当てなのか」とがっかりされることがあります。説明会や面接で聞くことと、内定者やＯＢ・ＯＧに聞くことは別にするのがよいです。会社があまり答えたくないことはＯＢに、会社にマイナスに評価されたり、企業が答えにくいことは内定者に（あるいは内定後に）聞くようにするのがベターです。

説明会等は選考の場でもあります。実力のある人なら少しくらいキツいことを聞いても許されます。しかし、ボーダーラインの人の場合は人事の記憶に残ってしまいますから、あえて悪い印象を与えないようにしたほうがよいのではないでしょうか。