【就活生必読】facebookで気を付けたい重要ポイント(2014,インターンシップ)

[2012年7月2日更新版]

facebookリクルートとの提携、サイバーエージェントfacebook採用、各企業のファンページの開設。これで就活生もfacebookを活用するようになってきています。

参考)

サイバーエージェント、Facebook経由での採用枠を設置

でも、facebookがいったいどんなリスクをはらんでいるのか、きちんと把握している人は実は少ないのではないでしょうか。
フェースブックを使う前に、危機管理を周知することも必要なのでは?と思い、今回の記事を書くことにしました。

日本で実名コミュニティの成功が持続した事例は、残念ながら、これまではありませんでした。
私自身、かつてJobwebで仕事をしたことがあり、実名ネット・コミュニティの運営の難しさを痛感しました。

↓↓↓そしてfacebook発祥の地でもこんな動きが。

就活に備えてFacebookのページを隠すアメリカ人学生が増加中

「世界で6億人が使うSNSを日本人は使わない」
確かにそういう選択肢は日本にはないように感じます。

ですが、もし不慣れなまま実名SNSを使った場合、大やけどを負う人も出てきてしまうかもしれません。

インターンシップや就活で初めてフェイスブックを使う場合はとくに、登録後しばらくは様子見の姿勢で、少しずつ活動範囲を広げていくのがいいでしょう。これから数々の失敗事例も出てくるはず。その行く末を見守りつつ活用するのがいいと思うのです。


facebookはもう一つのエントリーシート

リクナビ連携で使われるfacebookは、まさにエントリーシートそのもの。準備不足の状態で情報を公開すれば、本選考前にマイナスイメージを伝えてしまう可能性もあります。

外資就活ドットコムでもこんなことがアドバイスされてます。

特に外資系ですと現場社員が実際の面接官となりますので、オンラインでも「相手に不快な思いをさせていないか」を気にかけながら、アクションを起こしていきましょう。

ツイッター就活|OB訪問の新スタイル | 外資就活ドットコム − トップ就活生に向けた就活情報提供サイトより


■周囲が燃えればあなたも燃える。

facebookでの炎上はすでに始まっています。

炎上のこわいところは、「仲間が燃えれば自分も燃える。会社が燃えれば自分も燃える」ということに尽きます。

私自身、Jobwebなどで周囲が燃えて自分も炎上したことがあります。
匿名よりも実名の方がはるかに炎上しやすいのです。


■大企業に所属しながら実名でfacebookで目立っている人はあまり見かけない。

facebookツイッターも大企業の人は目立たないようにしているのに気づいていますか?
目立っているのは独立している人、ベンチャー企業に勤めている人、中小企業の社長さん、そして学生ばかり。
企業人で目立っている人もいるけれど、たいていはハンドルネームで顔写真もありません。

これは、学生の皆さんがもし大企業に入れば、彼らと同じようにfacebookを活用せざるをえないかもしれないということを意味しています。

独立志向、ベンチャー志向の人はどんどんfacebookを活用しましょう。
でも、大企業志向の人は慎重に使った方がいいかもです。


facebookの活用は慎重に

私はかつてJobwebという就職セミナーを行う企業で働いていました。
当時はeグループスをはじめ、メーリングリスト(ML)がネット上ではもっとも活性化していました。

Jobwebは学生が大学名・学部名・本名を名乗り、ML上で情報交換や意見交換をするというネット・コミュニティでした。何万人もの就活生が数百のメーリングリストに参加し、大いに盛り上がりました。

しかし、内定・不採用の明暗が分かれる年明け(とくに4年制大学なら3年の春休み)以降、学生間、そして学生と人事、はたまた学生とJobweb間でもめごとが起こり始めます。
3月以降は炎上を繰り返し、学生や私も含めたスタッフが巨大掲示板で叩かれ始めました。

ということで、2014年卒の学生は、失敗事例をじっくり研究してから本格的に活用するのがベターだと思うのです。


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