【ゼロからわかる】鍼灸師(鍼灸、専門学校、資格、開業 etc)
高齢化社会が進んでいることもあってか、鍼灸師や整体師への注目が集まっているようです。そこで今回は鍼灸師について調べてみたので、メモに残しておきたいと思います。
■鍼灸師とは
鍼灸師(しんきゅうし)は、 鍼灸治療を生業としている人、もしくは、はり師およびきゅう師の国家資格を持っている人をさします。はり師ときゅう師は別々の国家資格ですが、鍼灸師の専門学校等で単位を取得することで、両資格を受験することができます。
wikiによれば、「鍼灸師」という名称は、正式名称ではないようです。はり師は、「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」による「はり師国家試験」に合格した者をいい、きゅう師は、同じく「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」による「きゅう師国家試験」に合格した者です。
(ソース)
・wiki:鍼灸師
■鍼灸師になるには
専門学校に3年ほど通い、国家試験を受けて合格するのがスタンダードなパターンのようです。試験は筆記試験。以下、参考までに平成25年の試験概要です。
・はり師国家試験
1 試験期日
平成25年2月24日(日曜日)
2 試験地
晴眼者 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県
視覚障害者 各都道府県(山形県、山梨県は除く。)
3 試験科目
医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、はり理論及び東洋医学臨床論
(ソース)
・厚生労働省:第21回はり師国家試験の施行
・きゅう師国家試験
1 試験期日
平成25年2月24日(日曜日)
2 試験地
晴眼者 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県
視覚障害者 各都道府県(山形県、山梨県は除く。)
3 試験科目
医療概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、きゅう理論及び東洋医学臨床論
(ソース)
・厚生労働省:第21回きゅう師国家試験の施行
学費としては、3年間で300万円から500万円くらいの受講費用がかかると言われています。
■鍼灸師の専門学校にはどんなところがあるの?
Yahoo!知恵袋を見てみますと、東洋鍼灸専門学校や平成医療学園専門学校といった学校の名前が見受けられます。ともに鍼灸師などの国家資格の合格率の高さをウリにしています。平成医療学園専門学校については、「ガンバ大阪のトレーナーをめざせる」というコピーのCMなどで知られます。
(参考)
・Yahoo!知恵袋:「鍼灸 学校」の検索結果
■鍼灸専門学校では何を学ぶの?
東洋鍼灸専門学校のHPによれば、昼間部・夜間部ともに定員は30名。期間は3年間です。
鍼磨ぎやモグサ作りから始まり、九鍼を用いた鍼の応用、直接灸、間接灸といった灸の応用など、臨床に必要な手技の訓練を実施。技術の基礎としての「手づくり」を取り入れているのが特徴なのだとか。「手づくり」とは、手で体を擦り・揉むことで、患者さんの気を探り、手を馴染ませる訓練のこと。これにより、身体の状態をよく把握し、正確な「ツボ」を取ることができるとしています。