パナソニックの津賀一宏社長、「脱テレビ」宣言へ(2013年1月)
【パナソニックの津賀一宏社長、「脱テレビ」宣言へ】
パナソニックの津賀社長は、2013年1月、世界最大の家電見本市「インターナショナルCES」の冒頭で基調講演し、「脱テレビ依存」を宣言することが明らかになったそうです。
巨額赤字の一因となった薄型テレビから、業務用の大型ディスプレーといった企業向け事業への構造転換をアピールすると言います。
(ソース)
・共同通信:パナソニック「脱テレビ」宣言へ 社長が米見本市で講演
(2013年1月1日)
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012123101001401.html
巨額赤字の最大の原因の一つが、プラズマテレビへのこだわりだと言われています。薄型テレビは、液晶の市場拡大が続き、プラズマの劣勢が鮮明となる中、2000億円規模の巨費をかけて工場建設を進めたことで、業界では「投資を見誤った。“戦艦大和”だ」と指摘されているとか。
ようやくその失策を認め、大失敗からの脱却に向けて歩きはじめたように感じます。