【リストラ】パナソニック、プラズマテレビと決別。有機EL特化へ(2012年12月)

【リストラ:パナソニック、プラズマ開発終了。有機EL特化へ】

パナソニックは、2012年度末までに、薄型テレビのプラズマパネルの研究開発を打ち切る方向だということです。

今後は、有機ELパネルなど将来が有望な製品の開発に特化。液晶の技術向上でプラズマが競争力を失ったことから、投資を絞り込むことになります。

(ソース)
東京新聞:プラズマ開発終了へ パナソニック有機EL特化
 (2012年12月17日)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012121702000299.html

日刊工業新聞によれば、パナソニックは、次世代の有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルや、携帯機器向けに需要が拡大する中小型液晶パネルの開発を進めるとされています。

(ソース)
日刊工業新聞パナソニック、プラズマ開発を打ち切り−有機ELにシフト
 (2012年12月17日)
 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320121217aabs.html

パナソニックの巨額赤字の大きな原因のひとつが、プラズマテレビにこだわったことと言われます。消費者に支持されなかった技術に巨額の投資を行ったことで、想像を絶するほどの資金を失うことになりました。

ここに来て、ようやく赤字の根本的な原因に手を加えることができた形です。

それにしても、あまりに遅い対処だったように感じます。
いま少しスピードを上げることはできないのでしょうか。


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