パナソニック、巨額赤字で深刻なキャッシュ不足に(2012年12月)

パナソニック、巨額赤字で深刻なキャッシュ不足に】

企業の命運をにぎるキャッシュ(手元現金)。
パナソニックは、巨額赤字によりそのキャッシュが足りない状況に四苦八苦しています。

目下、パナソニックの最優先課題は、「事業戦略よりもまず、今期末までにキャッシュ2,000億円をひねり出すこと」。
津賀一宏社長自身、そう話していると言います。

主力取引銀行の元首脳は、「あれだけ銀行なんか関係ないと言ってた頑固なパナさんも、ようやく我々のいう事を聞く気になったわけや」と語ったそうです。

(ソース)
・ビジネスジャーナル:パナソニックが銀行に屈した日…「存亡の危機」(津賀社長)
 (2012年12月13日)
 http://biz-journal.jp/2012/12/post_1155.html

パナソニックのキャッシュ確保策のために、思わぬところにも影響が出ています。

パナソニックは、プロゴルファーの石川遼選手との所属契約を、2013年1月で解消することになったのです。

【リストラ】パナソニック、石川遼選手との所属契約を解消(2012年12月)

次のリストラは、ガンバ大阪ではないか。
そんなウワサも出回っています。

パナソニックには、こうなる前に、根本的な改革を行ってほしかったなぁと思います。