パナソニックは、人員削減せずに倒産回避するつもりのようだが・・・

パナソニック、人員削減せずに倒産回避か?】

2度目の巨額赤字が決定的となったパナソニック
にもかかわらず、追加の大規模な人員削減は行わないというのです。

ロイターによれば、現段階で見込む来期の固定費削減効果は250億円。パナソニックは2011年度に3万6000人の人員を圧縮し、今期の固定費削減は1300―1400億円にのぼる見込みだそうです。2012年3月末に33万人だった人員は、9月末に32.2万人弱で、巨額赤字の割には人員削減が進んでいません。

(ソース)
・ロイター:焦点:パナソニックは追加リストラ不可避、迫られる事業売却の決断
 (2012年11月5日)
 http://jp.reuters.com/article/jp_electronics/idJPTYE8A403V20121105?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

すでに資金が枯渇しかかっているにもかかわらず、かなり悠長なリストラ計画だと感じます。

創業者である松下幸之助氏の思想は、人員整理は行わないというもの。しかし、この状況下では、大胆な人員削減なしに再建するのは困難なのではないでしょうか。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20121101/p1:title=パナソニックが7000億円の大赤字!倒産の可能性は回避できるの?]