パナソニックが7000億円の大赤字!倒産の可能性は回避できるの?

パナソニックが7000億円の大赤字。倒産の可能性は?】

パナソニックが再び巨額の赤字を出す見込みとなりました。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版によれば、2012年7月−9月期の損失は、88億ドル(約7000億円)近くになったと言います。

(ソース)
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版:パナソニック、7−9月期は7000億円の純損失−「負け組に」と津賀社長
 (2012年11月1日)
 http://jp.wsj.com/Business-Companies/Earnings/node_539593


【余裕資金が枯渇?】

パナソニックの余裕資金は1兆5千億円ほどと言われます。
また、現金等が5千億円以上あるようです。

単純に考えれば、赤字が7000億円でも、まだ余裕があるように見えます。

(ソース)
パナソニックの財務情報
 http://www.ullet.com/6752.html

しかし、負債を調べてみますと、すでに1兆5千億円を超えているようです

・ヤフーファイナンス
 http://profile.yahoo.co.jp/consolidate/6752

この負債に今回の赤字分の7千億円が加わると、パナソニックの余裕資金が枯渇してしまった可能性も考えられます。

ただ、ネット上では、「パナソニックは規模が大きすぎて、その影響は計り知れない。国はこの会社をつぶせないのではないか」と予測する人がいます。確かに、パナソニックは大きすぎてつぶせないということで、最後には国が支援することも考えられます。

しかし、国の支援がない場合には、状況は、シャープの経営危機に似てきているように感じます。