ギリシャ経済は、「追加緊縮財政策」で破綻する?(2012年)
【ギリシャ経済は、「追加緊縮財政策」で破綻する?】
追加緊縮財政策は、ギリシャ経済に「とどめを刺す」。
ギリシャ野党・急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は、こう述べていると言います。
いったいどういうことなのでしょうか。
ロイターによれば、ツィプラス党首は、「過去5年でGDPはおよそ25%縮小。欧州近代史において、戦時下にない国がこのような状況に陥った例はない」という趣旨の発言をしているということです。
(ソース)
・ロイター:ギリシャ追加緊縮策は経済にとどめ刺す=野党党首
(2012年10月27日)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE89P06L20121026
日本でも、小泉政権下の緊縮財政で、あやうく恐慌が起こりそうになったことがあります。
確かに、財政の構造改革は、欠かすことのできないことです。しかし、緊縮財政が行き過ぎると、その国の経済に致命的な悪影響をおよぼすことになりかねません。
効果的な財政出動を行いながら、構造改革をするのが最善のように思うのですが。
【関連記事】
・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20121026/p1:title=【緊縮財政】ギリシャ「財政目標延長認められた」と表明。ドイツは否定]