【JAL】尖閣でキャンセル2万席!日本航空の今後の株価の予想・見通しは?

JAL尖閣でキャンセル2万席!今後の株価の予想・見通しは?】

日本航空は、再上場早々危機に見舞われています。
尖閣諸島問題を受けて、キャンセルが2万席発生しているというのです。

日経新聞によれば、中国路線の団体客の予約のキャンセルが、
2012年9〜11月分で2万1100席に達したと言います。

(ソース)
日経新聞尖閣でキャンセル2万席 日本航空 植木社長、今期営業益「1500億円 堅持」
 (2012年10月17日)
 http://www.nikkei.com/article/DGXDASDD160CJ_W2A011C1TJ0000/

2013年3月期の営業利益目標は1500億円。
これだけを見ると、業績が順調で、見通しが明るいようにも見えます。

しかし、ライバルの全日空(ANA)はどうでしょう。
株価の推移を見ると、1年を通して、右肩下がり。

(株価)
・ヤフーファイナンス全日本空輸(ANA。9202)
 http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9202.T&d=1y

PBRにいたっては0・73倍。会社の価格(解散価値)を下回るくらいの不人気ぶりのようです。
また、航空業界自体、利益が出しにくい体質とも言われます。

尖閣の影響やライバルの株価、そして業界の特性なども考えあわせると、今後の株価予想は、短期的には上昇することがあっても、長期的には悲観的なように感じます。

(株価)
・ヤフーファイナンス日本航空(JAL。9201)

 http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9201.T&d=1y