ホンダ、タイ洪水後も工場撤退はせず
【ホンダ、タイ洪水でも工場撤退はせず】
2011年の大洪水で、ホンダは深刻な打撃を受けました。
しかし、タイからの撤退はしないということです。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版によれば、ホンダは、事業の分散化を検討しているものの、タイから生産を移管する計画はないとコメントしたと言います。
(ソース)
・ウォール・ストリート・ジャーナル日本版:タイの大洪水から1年―慎重さを増した外国企業
(2012年10月8日)
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_525698
しかし、上記記事によれば、洪水を受けて撤退する企業も出てきているとされています。
タイにしても、中国にしても、その国固有のリスクがあります。そのため、1つの国に工場や販売を頼りすぎると、大きな損害をこうむることが起こり得ます。
現在注目を集めている中国での不買運動ですが、ホンダや日産は販売総数に占める比率が高く、打撃も大きいようです。一方、トヨタは中国の販売は1割ほど。ホンダや日産に比べて、影響は少ないように見えます。
今後は、リスクの分散が自動車業界にとって一層重要になってきそうです。
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