ミャンマーへの投資は、ハイリスク、ハイリターン?

唐突に始まった日本からのミャンマーへの投資。

成功すれば、ばく大な利益を生み出しそうですが、失敗すれば大損をする可能性もありそうです。

【日本企業が続々と進出】

日本企業が進めるインフラ案件は10件以上。丸紅や住友商事などのガス火力発電所東洋エンジニアリング三井物産などのヤンゴン上下水道整備計画、川崎重工業双日のセメント工場改修などなど。本格始動となれば、急速にインフラ整備が進むと考えられます。

(ソース)
msn産経ニュース:日本企業、ミャンマーインフラに弾み 中韓との競争も激化
 (2012年10月7日)
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121007/fnc12100713550002-n1.htm

日本は180億ドル規模の支援、投資、債権放棄を行うことを決めています。計画としては、「東南アジア最大の工業団地」をつくろうというものなのだそうです。

(ソース)
・ロイター:特別リポート:急接近する日本とミャンマー、投資加速の舞台裏
 (2012年10月5日)
 http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE89404Y20121005?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0


【ジム・ロジャーズ氏、ミャンマーの株を買い始める】

今後の急成長を見込んで、伝説の投資家と言われるジム・ロジャース氏は、ミャンマー株を買い始めたと言います。

(ソース)
・ジム・ロジャーズがミャンマー株を買い始める。
 (2012年7月31日)
 http://blog.jimrogers-fun.com/Entry/489/


【重要人物が、米国のブラックリストに?】

投資熱が加速する一方で、気になる情報もあります。

日本の投資の窓口となっている重要人物の一人が、米国のブラックリストに載っているというのです。

上記ロイターの記事によれば、その重要人物とは、商工会議所連合会のウィン・アウン会頭だと言います。

同じくロイターの情報では、日本はインフラ整備に1兆円前後を投じる見込みとされています。なので、投資が成功すれば、利益はばく大なものになります。

その一方で、交渉がこじれたり、政情不安になったりした場合には、大きなリクスもあり得る状況のようです。