【中国経済】トヨタの自動車販売台数が危機的状況(2012年9月)

中国経済トヨタの自動車販売台数が危機的状況】

前年同月比4割減。
トヨタ自動車の販売台数が、中国では危機的状況にあるというのです。

ロイターによれば、トヨタ自動車の2012年9月の中国販売が、前年同月比4割減の5万台に落ち込んだことが分かったとされています。

(ソース)
・ロイター:トヨタの9月中国販売4割減、反日で年間目標未達も=関係者
 (2012年10月5日)
 http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE89401N20121005

これを受けて、トヨタは10月、中国での生産を大幅に削減する予定です。


日本製品不買運動の影響は?】

尖閣諸島問題が長引き、中国では、大規模な日本製品不買運動が起こっています。すぐには状況改善の見込みがないことから、日産自動車など、中国に深くかかわる日本企業の業績は、かなり落ち込むことも予測されます。

ただ、トヨタの場合、世界販売の総数はおよそ1000万台まで大躍進する見込みです。そのうち中国での売り上げ目標は100万台程度。また、すでに半期が過ぎていることから、2012年度の業績への影響は軽微と思われます。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120930/p1:title=中国経済を読み解くキーパーソン 薄熙来(はく きらい)氏とは?]