介護職員基礎研修課程が大人気。注目されるメリットとは?

【介護職員基礎研修課程が大人気】

ホームヘルパー2級より1ランク上の資格とされる介護職員基礎研修。
現在、受講生が急増中だと言います。msn産経ニュースによれば、ある資格取得学校の場合ですと、2012年度に入ると受講者が急増、4〜6月の受講生が前年同期の549%にも上ったというのです。

人気の理由やメリットは何なのでしょうか。

イチバンの理由は、介護事業者の利益が増えること。
訪問介護事業所に「サービス提供責任者」がいないと、介護報酬の10%が減算されてしまうのです。利益が減ると、事業者にとってはたまりません。

介護職員基礎研修の資格があれば、「サービス提供責任者」になれますから、経営者にとって、資格保有者が魅力的にうつるということのようです。

(ソース)
msn産経ニュース:介護職員基礎研修」の受講者急増 減算免除や優遇 背景に制度変更
 (2012年9月6日)
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/120906/bdy12090608020000-n1.htm


【新制度でどうなるの?】

ただ、介護職員基礎研修課程は、2012年度で廃止が決定しています。2013年度からは、新資格介護福祉士養成のための実務者研修」(仮称)に生まれ変わります。

でも、移行措置があるので大丈夫。

介護職員基礎研修を持っている人は、50時間以内の追加研修を受ければ、新資格に移行できる予定だと言います。詳しくは、ヘルパー養成講座を実施しているスクールに、直接問い合わせてみることをおすすめします。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110603/p1:title=介護職員基礎研修課程の資格取得講座のメリットとは(2012年度,廃止)]