ＮＥＣの赤字の原因と株価は？（日本電気）

７月には株価は１００円割れ。

歴史的な安値を記録したＮＥＣ（日本電気）。

プレジデント・オンラインに特集が掲載されましたので、要旨をメモに残しておきたいと思います。

要約すると、次のようになります。

ＮＥＣが債務超過には陥っていない。取引先には、NTTや政府関連の公的機関が多い。まだ市場から資金を調達する力は残っている。

（ソース）
・プレジデント・オンライン：一時株価100円割れ！ NEC復活への正念場
　（２０１２年８月１７日）
　http://president.jp/articles/-/6950?page=2

記事によれば、２０１２年３月期は１１００億円の純損失。赤字の原因は、東日本大震災やタイの洪水による被害が大きかったようです。さらに、切り離したはずの半導体も、東日本大震災で打撃を受け、足を引っ張ったとされています。リストラの最中に、「泣きっ面に蜂」。

２０００年には３０００円を超えていた株価が、１００円を切ってしまうとは。
尋常ではありません。

ただ、世界的な不況に突入している現在、予断を許さない状況であると思います。