NYタイムズ「フクシマで、放射能の影響により、鳥、蝶、セミが大きく減少」

【NYタイムズ「フクシマで、放射能の影響により、鳥、蝶、セミが大きく減少」】

南カロライナ大学の生物学者(Timothy Mousseau氏ら)によれば、フクシマで、放射能の影響により、鳥、蝶、セミが大きく減少したことがわかったということです。
記事によれば、この研究成果は、「Ecological Indicators」誌に掲載されたようです。

以下、記事からの引用です。

In Fukushima, they found that the abundance of birds, butterflies and cicadas had decreased significantly as the level of radiation increased.

ニューヨークタイムズ:Fukushima vs. Chernobyl: How Have Animals Fared? より。
 (2012年7月12日)
 http://green.blogs.nytimes.com/2012/07/12/fukushima-vs-chernobyl-how-have-animals-fared/

これに先立ち、イギリスのインデペンデンス紙の2月3日の記事は、福島原発周辺では鳥が減少し、鳥の脳の委縮見られた、と報じています。調査を行ったのは、米国サウスカロライナ大学のティモシー・ムソー教授と、デンマーク、日本の研究者。

チェルノブイリと福島の両方に共通する14種類の鳥を調べたところ、鳥への悪影響は、日本の被災地のほうがひどいことが明らかになったとされています。

放射能汚染の影響は、確実にあらわれていると思われます。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120712/p1:title=4号機、「現場がもっとも恐れていること」とは?(福島原発最新情報)]