細野豪志大臣:「4号機に傾きなし」(福島第一原発)

細野豪志大臣:「4号機に傾きなし」】

細野豪志原発事故担当相は、5月26日、福島第1原発4号機の原子炉建屋内を視察。河北新報によれば、視察後、「建屋の水平性、プール底部の補強状況を確認できた」と述べたということです。

記事を読んだ限りでは、何がどう確認できたのかは不明です(;´Д`)

(ソース)
河北新報:4号機プール「補強確認」 原発相が建屋内を視察
 (2012年5月27日)

記事によれば、5階放射線量は毎時約330マイクロシーベルト。記者も同行しましたが、取材時間は約4時間半。参加者の外部被ばく線量は60〜90マイクロシーベルトだったということです。

前回の記事でも触れましたが、4号機の原子炉建屋の壁面の一部に、水素爆発でできたとみられる膨らみが見つかっています。東電は、「影響は少ない」としていますが、保安院は、耐震性の評価などを指示。

こんな状態で、本当に大丈夫なのでしょうか。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120511/p1:title=「4号機は大地震でも倒壊しない」。東電、自信満々の会見(福島第一原発)]