東電、「電源喪失の可能性」知っていた(福島第一原発事故)
【東電、「電源喪失の可能性」知っていた】
共同通信によれば、経済産業省原子力安全・保安院と東京電力は、福島第1原発が津波に襲われれば、電源喪失する恐れがあるとの認識を共有していたことが分かった、ということです。
2006年の勉強会で、電源喪失の可能性を認識。さらに、2008年には、福島原発に高さ10メートルを超える津波が来る可能性があると試算していた、というのです。
以下、共同通信からの引用です。
保安院によると、勉強会は04年のスマトラ沖地震で海外の原発に津波被害が出たことを受け、保安院の呼び掛けで電力数社が参加して設置。06年8月に「福島第1原発に14メートルの津波が襲った場合、タービン建屋に海水が入り、電源設備が機能喪失する可能性がある」との文書をまとめていた。
以上、共同通信:「津波で電源喪失」認識 海外の実例知りつつ放置 06年に保安院と東電 福島第1原発 より。
(2012年5月15日)
http://www.47news.jp/47topics/e/229297.php
もしこれが本当だとすれば、福島第一原発事故は、人災であった疑いが強まることになりそうです。
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120510/p1:title=世界中が破滅も。福島第一原発4号機に危機感 募らせる国際社会]