【辛口評価】医療事務の資格と給料、就職状況、将来性など

女性の人気資格ランキング１位、２位をあらそう医療事務。

実際のところ、給料や、就職状況、将来性はどうなのでしょうか？

【給料は、ちょっと少なめ】

正社員で仕事をした場合、月給ですと、高卒で１６万円くらい、大卒で１９万円くらい。年収では、勤続３年で３００万円くらいが相場のようです。しかし、派遣やアルバイト、パートなどの場合には、「コンビニバイトの時給よりも安い」ことも、往々にしてあります。

【将来性はバツグン】

ただ、将来性についてはバツグンです。「病院やクリニックの数は、コンビニより多い」。そんな口コミ・評判をよく耳にします。日本は、まだまだ高齢化が進みます。ですので、医療や介護分野は将来性のある分野であると言えます。

【就職状況は？】

「資格より、若さと経験」
将来性がある分野ではありますが、就活や転職活動をする際には、「若さと経験」がきわめて重要。女性の場合ですと、３０歳を超えると、正社員の就職が厳しくなっていきます。医療事務の資格は、それがなければ仕事ができないというものではありません。履歴書や面接の際には、「資格よりも、医療事務の仕事をこれまでどのようにしてきたのか」が重視されます。

【安定した仕事をゲットするために】

キャリアが問われる転職活動。どうやったら安定した仕事をゲットできるのでしょうか。一つの方法としては、ニチイ学館など、資格取得後に派遣の仕事ができるような資格取得学校を選ぶのが一手。でも、それでくじけてしまわずに、転職活動に必要な「経験」を身に付ける機会として活用してみるのです。

仕事をするに当たっては、積極的にさまざまな仕事にチャレンジ。可能な限り、結果を出しましょう。結果とは、事務作業の効率化や、病院のサービス向上のための提案・実行などです。その際、できるだけ数字にこだわることが大事です。もし数字で言えるような結果が出せた場合、転職活動の履歴書や面接で、強い自己ＰＲができることになるからです。

最初から納得のいく仕事というのはなかなかできないもの。でも、腐らずに、一つ一つ、実績を積んでいくことが大切なように思うのです。

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20130423/p1:title=【10万円もらって資格取得】ハローワークの医療事務講座の種類と倍率]