福島第一原発4号機の燃料移動は、2014年までにできない、とする海外専門家も。

福島第一原発4号機は、燃料プールの燃料の移動を、2年以内にスタートさせることを目標にしています。

その一方で、海外の専門家の中には、2014年中の燃料の移動は困難、とする意見を公表している人がいます。

原子力の専門家であるGordon Edwards 氏は、次のように主張しているといいます。

使用済燃料プールから照射済燃料を2014年までに移動することは明らかに不可能でしょう。その間に、現存の使用済み燃料隔室が可能な限りに強固で危険のない状態にする為の客観的なアドヴァイスを構造の専門家から求めるよう、至急に行動がとられることが必要です。

Gordon Edwards 氏「4号機の独立査定の必要性」より。

この見解を述べているのは、Gordon Edwards 氏。Gordon Edwards 氏は、「Canadian Coalition for Nuclear Responsibility」の代表で2006年の
Nuclear-Free Future Award の受賞者とされています。

四号機の建屋の補強については、もっときちんとした形でなされる必要があるように思います。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120106/p1:title=4号機 倒壊・崩壊なら、関東も避難を(福島第一原発)]