【辛口評価】粉ミルク6社の放射能の検査と対策

12月14日の毎日新聞に、明治乳業など、粉ミルク大手6社の放射能への対策が掲載されてました。

メモとして残しておきたいと思います。
以下、放射能検査の検出限界は、放射性セシウムについてです。

【明治】

・検出限界:10ベクレル
・工場:埼玉県春日部市

森永乳業

・検出限界:5ベクレル
・工場:東京都東大和市、長野県松本市

和光堂

・検出限界:10ベクレル
・工場:栃木県さくら市

ビーンスターク・スノー】

・検出限界:10ベクレル
・工場:群馬県大泉町

【アイクレオ

・検出限界:2.5ベクレル
・工場:兵庫県丹波市

雪印メグミルク

・検出限界:10ベクレル
・工場:群馬県大泉町

毎日新聞東日本大震災:暮らしどうなる? 粉ミルク、大丈夫? 明治製品からセシウム検出)より。


【備考】

森永乳業は3月中は、サンプル検査をしていたのですが、4月以降は月1回以上に減らしています。しかし、明治の事件を受けて、検査を強化する予定。和光堂もサンプル数を増やすことにしています。

ビーンスターク・スノーと雪印メグミルクはこれまで検査をしていませんでした。

アイクレオは、サンプル検査を8月から始めています。原料については各社とも、海外産か北海道産などを使用。


【北海道産は安全と言い切れない】

名古屋大学などの国際チームは、北海道の東部が放射能汚染地域になっている可能性を指摘しています。

(地図)
セシウム降下予測マップ(名古屋大学など)


【検出限界10ベクレルは安全か?】

個人的には、検出限界10ベクレルの食品は食べたくありません。

こうして見てくると、粉ミルクも、メーカーに頼るよりは、きちんと放射能検査をしている食材宅配などを通して購入した方がよさそうな気がします。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20111207/p1:title=【まとめ】メグミルクの牛乳から、続々とセシウム放射能)]