【放射能】えびからセシウム、58.9ベクレル(海老,エビ)

【千葉のエビから、58.9ベクレル】

札幌市の調査で、千葉県成田市の漁場採取のスジエビテナガエビから放射性セシウム58.9ベクレル/kg検出されたということです。

(参考)
【食品】札幌市が検査した流通品の茨城 クリ121ベクレル/kg・福島 ブドウ40ベクレル/kg検出(厚労省9月27日発表) | SAVE CHILD


【茨城の海老、続々と出荷】

58.9ベクレルというのはかなりの濃度だと思います。しかし、国の暫定規制値以内、ということで続々と出荷が行われているようです。

エビ漁は鹿嶋沖などが主な漁場で、別の船長(47)は「今は南で捕るエビがあるけど、茨城の三分の一の海で漁ができないのは不自由」と嘆く。ボタンエビ約百十キログラムを水揚げした船長(54)は(中略)。

この日の子持ちのボタンエビの浜値は平均キロ単価約三千五百円。今橋照男組合長は「安い。様子見ということもあるのだろう。とにかく(漁に)出られてよかった」とつぶやいた。 (北爪三記)

東京新聞:喜びと不安 交錯 底引き網漁再開 漁業者、一斉に出漁:茨城(TOKYO Web)より。


【ほとんど検査されていない?】

海産物の放射能検査ですが、9月現在で2000件いくかいかないかくらいのようです。これは1日ではなく、3月からの累積数。一方ベラルーシでは、1日30000件の食品放射能検査が実施されていると聞きます。つまり、ベラルーシと比較したら、海産物の検査はほとんど行われていないに等しいのではないでしょうか?

日刊ゲンダイによれば、検査数が少ないことについて、農林水産省は次のようにコメントしているといいます。

宮城や岩手、茨城などの水産物からも基準値以下ながらセシウムが検出されている。数字は農水省のHPにアップされているが、福島以外はサンプル数が少ない。農水省は「検査機械が少ないうえに鮮魚は詳しく検査すると傷んでしまうので、細かく調べきれない」と説明する。

ゲンダイネットより。

速やかに海産物や魚の検査体制の整備を行ってほしいです><


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110918/p1:title=【放射能】「さんま」部位別セシウム汚染(サンマ,秋刀魚)]