【無料で資格取得】介護職員基礎研修養成課程講座とは（メリットは？）

介護職員基礎研修は、２０１２年度末で廃止されることが正式に決定しました。これから受講する方は、資格取得後のことなど、スクールに内容をよく確認してからお申込みください。

（２０１２年２月２４日更新）

【介護職員基礎研修とは】

平成１８年度に新設された介護資格が介護職員基礎研修です。厚生労働省の意向として、ゆくゆくは介護の資格を「認定介護福祉士」に統合したいというものがあります。ですので、この資格も、ホームヘルパー１級も２級も２０１２年度末にて廃止されます。

具体的には、平成２５年度（２０１３年度）からは、「介護福祉士養成のための実務者研修」という制度がスタートします。介護職員基礎研修からの移行措置は、４００以上の授業が免除される予定です。５０時間以内の範囲で、授業等を受講する必要がありそうです。

【職業訓練なら無料】

ハローワークが窓口になっている職業訓練（求職者支援制度、公共職業訓練）なら、介護職員基礎研修養成課程講座の授業料がタダ。ただし、テキスト代等が１万円〜２万円程度かかるのが通常です。

なお、職業訓練の対象は、離職中の社会人です。

【必要時間は５００時間】

座学と実習合わせて５００時間の授業時間になります。内訳は座学３４０時間、施設等での実習１４０時間です。

ただし、すでにヘルパー１級、２級を持っている人や実務経験が１年以上ある人などは一定の時間数を免除されます。たとえばヘルパー２級を持っていて実務経験が１年以上あれば、必要時間数は１５０時間に軽減されます。

【基礎研修のメリットは】

この資格を取ればサービス提供責任者になれる、というのが最大のメリットです。この資格を持つ従業員がいると、事業所は、収入を多く得ることができます。

目に見えるメリットが用意されたことで、基礎研修を取ると給料を上げてくれる会社や施設が出始めました。

【無料講座の窓口はハローワーク】

受講料無料の職業訓練の窓口はハローワーク（職安）です。一通りネットで調べたら、直接最寄りのハローワークに問い合わせてみましょう。

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