地表の放射能汚染マップ(アメリカ、文部科学省。福島原発)

文部科学省放射能汚染マップ】 *2011年10月24日更新版。

最新版の土壌汚染マップには次のものがあります。

(地図)
土壌汚染マップ(文部科学省。関東、東京、神奈川、福島など)

(高画質の地図)
放射線量等分布マップ 拡大サイト(文部科学省)


県別の汚染マップは次の通り。

(地図)
埼玉の汚染マップ
栃木の汚染マップ
千葉の汚染マップ
宮城の汚染マップ
山形の汚染マップ
群馬の汚染マップ
茨城の汚染マップ
福島の汚染マップ

積算量を推定した汚染地図には次のものがあります。

(地図)
2012年3月11日までの推定積算値放射線量の分布図(朝日新聞)


文科省・地表の汚染地域マップ】

(地図)
地表汚染マップ
 *アメリカ・エネルギー省(米軍機)と文部科学省による地表汚染マップ。福島県第一原発事故。

原発から北西方向にセシウム137が1平方メートルあたり300万〜1470万ベクレルの汚染地域が帯状に広がっていた。チェルノブイリ原発事故では、セシウム137が55.5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となった。今回のマップでは、計画的避難区域飯舘村浪江町などの外でも一部、この水準を超える地域もあった。

asahi.com朝日新聞社):航空機計測もとに「地表汚染マップ」 日米共同で製作 - 社会より。

放射線量の測定は、2011年4月6日から29日にかけて実施されました。小型機とヘリコプター計3機が、原発から約80キロ圏の範囲内の上空約150〜700メートルを飛行して放射線量を調査しました。


【避難地域拡大も】

今回は80キロ圏までが調査対象になり、60万ベクレル以上の地区が複数点在していることがわかりました。

新しい汚染地図によって、計画的避難区域や特定避難勧奨地点以外の場所にも土壌汚染が広がっていることがわかったのは収穫ですね。


【本格的な海洋水質汚染調査実施へ】

文科省水産庁は、海での放射性物質の調査を計105カ所に増やすと発表しました。福島第1原発から約300キロの地点まで調査対象に含まれることになりました。

ただ、週刊誌では、魚については内臓などを取り除いた後で放射線量を測定しているとの報道がなされています。食卓に上るのは内臓等を除いた状態だからという理由からとのことですが、これはちょっと疑問を感じますね。
大きな魚が小さな魚を食べる際には内臓等は取り除かないわけですし。

野菜も、洗ってから放射線量を測定して発表しているようです。

こうした手法ですと、逆に放射性物質による汚染が気になってしまうような気がします。


【関連記事】

【地図】土壌汚染マップ(セシウム,放射能,文部科学省)

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110329/p1:title=【地図】放射能汚染範囲マップ(福島県飯館村原発40キロ圏の地域)]